
物欲が強くて、なかなかお金が貯まらない。。。
なんとか物欲を抑える方法は無いかな?
こういった疑問に、お答えします。
僕は結婚しているのですが、いわゆるお小遣い制ではなく、欲しい物が1万円以上ならパートナーに相談して買うというスタイル。
とはいえ、欲しい物がほとんど無いため、実質お小遣いゼロ状態で自然に生活できています。
こういった背景から、欲しい物が多くて悩んでいる方へ、物欲を抑えるための具体的な9つの方法と、実際の生活感を解説していきます。
「お金がなかなか貯まらないなぁ…」と悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。
物欲を抑えるための具体的な9つの方法


これらを意識すると、物欲はグッと抑えられるはず。
- ①スペースにはお金がかかる
- ②安売りに飛びつかない
- ③率ではなく数字で見る
- ④浪費グセは消耗品で満たせ
- ⑤「高い=良いもの」は間違い
- ⑥ニーズとウォントを把握
- ⑦見栄は捨てよう
- ⑧毎月の収支を把握する
- ⑨貯金があると抑止力になる
順番に見ていきますね。
①スペースにはお金がかかる
ついつい物を買ってしまう人にありがちなのが、「とりあえず家にあれば便利だろう」という発想。
確かにそれも間違いではないですが、物を置くスペースというのはお金がかかります。
例えば引っ越し見積もりでも、一人暮らしと4人家族では費用が全然違いますよね。
一番の理由は、運び出す物の多さです。
たとえ引っ越ししないにせよ、浪費して買った物を整理するのに収納棚を買ったり、物置が必要になったり、出費がかさんでしまいます。
滅多に使わないけどあると便利そうなもの、「とりあえず買っとくか」と思う前に、置いておくスペースにもお金がかかることを認識しましょう。
②安売りに飛びつかない
これは定番中の定番。
たとえば洋服にしても、安売りだからと衝動買いして結局あまり着ることがなかったなんてあるあるだと思います。
これが続くと、今度は服で溢れた洋服棚からお気に入りのTシャツを探すのも一苦労だったりと、良いことは1つもありません。
安売りで衝動買しても良いのは、トイレットペーパーや歯ブラシといった消耗品くらいですね。
③率ではなく数字で見る
人は、高額な買い物をするほど感覚がマヒしてしまいます。
たとえば、定食屋に行った時を想像してみてください。
メニューにサバ定食(500円)と焼き肉定食(1000円)があった時、たとえ焼き肉定食が食べたいと思っていても、結構悩むと思います。一方で、新車を買いにディーラーへ行った時など、高額な物を買うときはこの感覚がおおざっぱになり、300万円の新車のオプションにカーナビやETC、バックモニターなど30万円くらいは平気で使ってしまう。
このように、普通の人は買うものの値段に対しての率で考えてしまいがちです。
ただ冷静に考えると、30万円もあれば定食で悩んだ時の600倍も違います。
特に高額なものを買うときは率ではなく数字でみるようにしましょう。
④浪費グセは消耗品で満たせ
ついつい浪費してしまいがちな人は、消耗品を買いまくりましょう。
ある研究によると、浪費したい欲求は商品の値段に関係ないので、消耗品でも買えば抑えられるそうです。
なので、仕事のストレスからついつい要らない洋服を買ってしまいそうなときは、ハブラシやティッシュペーパーなどを爆買してください。
そうすることで、浪費したい欲求はいくらか抑えられるかと思います。
⑤「高い=良いもの」は間違い
よくある勘違いですが、値段が高いからといって良いものとは限りません。
100万円するブランド物のバックは、1万円のものに比べて性能や機能が100倍高いわけではないですよね。
もちろん、デザイン性は優れているかもしれませんが、それでも100倍の差にはならないはず。
元は1000円のTシャツでも、ブランドロゴが付いただけで5千円くらいになるなんてよくある話です。
「値段が高いから良いものだ」と思考停止で捉えていると、こういったマーケティングの罠に陥りやすいので、注意しましょう。
⑥過度な見栄は捨てよう
なぜ人はハイブランドな品を欲しがるのかというと、他人から羨ましがられたい・優越感に浸りたいといった見栄であることがほとんど。
この見栄を捨てることができれば、物欲はグッと抑えられますし、人生も気楽に過ごせます。
もちろん、何年も着てヨレヨレになったTシャツを着続けるのはどうかと思いますが、洋服ならユニクロで十分ですよね。
身につけるものを意識するより、ダイエットや筋トレをして体型をカッコよくした方が健康的だし一石二鳥です。
過度な見栄は、物欲に直結するのでお気をつけを。
⑦ニーズとウォントを把握
物を買う時に、意識しないといけないキーワードがこちら。
ニーズ(needs)=必要なもの
ウォント(wants)=欲しいもの
今自分が買おうとしているものが、ニーズかウォントかを考えるだけで、物欲というのはセーブできます。
先程の洋服の例だと、ユニクロのTシャツはニーズですが、ハイブランドのTシャツはウォントになるわけです。
もちろん、「今日は、たまの旅行だから、豪華にカニのフルコースでも食べるぞ~」なんてのは全然ありだと思います。
大事なのは、今買おうとしているものが、ニーズなのかウォントなのかを意識すること。
物欲にまかせてウォントばっかり買っていたら、お金がいくらあっても足らないですからね。
⑧毎月の収支を把握する
いくら物欲が高くても、「支出<収入」になっていれば、相応の生活ができているので、問題なしです。
さらに、どういったことにお金を使っているのかを把握することで、節約すべき物も見えてくるのでかなり便利。
僕は独身の頃は感覚で把握していましたが、結婚してからはマネーフォワードMEという家計簿アプリを使っています。


このように、毎月の収支が項目ごとに一目瞭然。
便利なアプリを活用しつつ、毎月の収支を把握しておきましょう。
⑨貯金があると抑止力になる
人間は、「欲しいけど、本気出したらいつでも買えるしなぁ」って状態になると、自然と物欲も減ってきます。
逆に、「欲しいけど手に入らない」という心理状態だと余計に物欲が増すと言われているので、頑張ってお金を貯めるのも抑止力になります。
また、「せっかく貯めたのに、こんな無駄なものに使いたくない」という気持ちにもなってくるので、貯金をある程度貯めていくのはおすすめ。
最初は物欲を抑えるのは大変だと思いますが、貯金が溜まったことには倹約体質になっているはずです。
物欲を抑えることで得られる効果


物欲を抑えても人生楽しくなさそうとか思う人もいるかもしれないですが、そんなことはない。
実体験を元に生活感やメリット・デメリットを語ります。
実際の生活感はどうか
ざっくり、下記のようなイメージ
- 自分の車なし→基本自転車、必要なら家の車
- お小遣いゼロ→欲しい物が無いので不満ゼロ
- 洋服はユニクロ→結婚してるのでオシャレの必要なし
「車もってんのかい!」ってなりそうですが、滋賀の片田舎に家族4人で住んでいるので、流石に車無しは厳しいです。(滋賀では1人1台はごく普通)
あと、スマホなど今使っているものは、壊れたら買い換えるといったスタイル。
洋服に関しては、色褪せてきたら買い換えるといった感じですね。
車の件でもそうですが、基本自転車や徒歩移動なので、健康的だし無駄にダイエットする必要もなく、割と快適に過ごせています。
メリット・デメリット
正直メリットしかないと感じていますが、あえてデメリットを言うなら、パートナーが気を使ってしまうこと。
結婚してしばらくしてから妻に「ホンマにお金使わんやん」とか言われたこともあります。
やはり相手がお金を使ってくれないと、自分がお金を使うのも躊躇するようで。
同居者の負担にならないよう、気にかけた方が良いですね。
物欲を抑えても、多分あなたは幸せです


物浴というのは、結局誰かとの比較です。
例えば車がない時代に、「車が乗りたい」なんて誰も思わないですよね。
上を見ると切りがないので、物欲が無くなることはありません。
僕の場合、晩飯に400円の鯛が出てきただけで、「昔やったら、信長くらいしか食べれんかったんやろなぁ~」なんて想像しながら味わいます。ネット環境があってこの記事を読めている時点で、昔の殿様以上の生活はできているはず。
そう考えると、結構恵まれてると感じませんか?
物欲は求めると切りがないので、ある程度妥協しつつ、ゆるく生きていきましょう。
最後に、物欲を抑えるのに役立つ良本を載せておきます。