「今まで現金でしか支払ったことがないけれど、キャッシュレス決済ってどんな感じかな?」なんて、疑問はないでしょうか。
良さがイマイチ分からないし、初めてすることは漠然とした不安が付き物ですよね。
そんな時は、実際に経験したことがある人に聞くのが1番!
そこで今回は、キャッシュレス生活を通して感じたことをありのままお伝えします。
そんなボクは、クレジットカードを10年以上、スマホ決済は1年以上使用していて、現金は1万円ちょっとのお札しか持ち歩きません。
この記事を通して、キャッシュレス決済の疑問や不安を解消していきましょう!
キャッシュレス生活のメリットは4つ
実際にキャッシュレス生活をしてみて、特に次のようなメリットを感じました。
- 会計がスムーズになる
- 電車やバスなどの利用が便利
- 財布が無くても良いので身軽
- ポイントが貯まってお得
今では現金払いに少し抵抗があるくらいに、キャッシュレス生活に魅力を感じるほど。
よく挙げられるメリットであるものの、「具体的にどういった場面で良さを感じたのか」という部分にフォーカスして、順番に解説していきます。
1.会計がスムーズになる
何といっても1番の変化を感じたのは、会計の速さですね。
とくに電子マネーなら、スマホをお店の端末にピッとかざすだけで、ほんの2、3秒で終わってしまいます。
小銭を出す必要もありませんので、端数のために「えーと、10円玉は…」などと探す必要もなし。
電子マネーを利用する前は、「何だかややこしそうだし、手間取って逆に時間がかかるんじゃないか」などと考えていましたが、今となっては余計な心配でした。
ただクレジットカードの場合、端末の読み取りに多少待たされることがあるので、場合によっては現金と同じくらいの時間がかかっているかもしれません。
とはいえ、カードを出すだけなので、現金を数える手間が無いところが快適ですね。
レジに表示されている金額の確認さえしておけば支払額を間違えることが無いので、現金払いにありがちな「お釣りの確認を…」なんて数える手間もありません。
「みんながキャッシュレス決済にしたら、レジの行列も多少マシになるんだろうなぁ」と、個人的に感じます。
2.電車やバスなどの利用が便利
Suicaなどの交通系電子マネーを使えるようにしておくと、電車やバスを利用するときにはめちゃくちゃ便利です。
その1番の利点は、路線図を見て切符を買わなくてもそのまま改札を通ってOKなところ。
「たったそれだけか…」と感じるかもしれませんが、これが土地勘のない都会へ行った時にはかなり便利なんです!
ボクは関西の滋賀という田舎に住んでいるのですが、東京へ行った時にそれを実感。
慣れない環境で大きな荷物を持ちながら戸惑いながらも、複雑な路線図を見なくて済んだからです。
個人的に、「切符を買う」という何気ない動作が減るのは、人の多い都会などではかなりの効果を発揮すると感じました!
この時は新幹線で新横浜駅に行き、電車とバスで目的地まで乗り継いだのですが、すべての乗り降りは電子マネーのみ。
バスでは、運賃の小銭を用意する心配もなくのんびり乗車することができました。
ボクは、Google PayのモバイルSuicaを利用していますが、残高確認もチャージもスマホで可能。


以前は、カードタイプのSMART ICOCAを使用していましたが、全てがスマホで完結するモバイルタイプの方が使い勝手は良いですね。
ちなみに主要電子マネーはエリアによってICOCAやPiTaPaなどと分かれていますが、モバイルSuicaも他のものと同様、全国どこでも利用可能です。
3.財布が無くても良いので身軽
ボクは外出時にはなるべく持ち物を減らしたい主義なので、キャッシュレス生活を始めてからお札とカードだけが挟めるマネークリップを使っています。
スマホ決済を始めた頃から使い始めたのですが、とても快適で小銭入れが無い不満も一切ありません。
1番の魅力はコンパクトなところで、ズボンの前ポケットに入れていてもほとんど異物感がなく、サッと取り出すことができます。
マネークリップの詳しい使用感については、こちらで解説していますのでよろしければどうぞ。
[keni-linkcard url=”https://naohikoblog.com/storus-money-clip/” target=”_blank”]
キャッシュレス生活を始めるなら、ぜひとも財布を無くすかコンパクトにしてその快適さを実感してもらいたいですね。
なるべく身軽で外出したいという性格ならば、もう現金払いには戻れなくなりますよ。
4.ポイントが貯まってお得
キャッシュレス決済をすると、上記の便利さに加えてポイント還元というお得さがあります。
還元率でいうと数パーセントですが、「ガソリンを数円安くする為にわざわざ遠くのスタンドへ行く」なんてよりも、手間なくサクッと節約が可能。
ボクの場合、以前還元率1%のクレジットカードを使用していましたが、約10ヵ月で4,463円ものキャッシュバックがありました。
1ヵ月辺り45,000円ほど使った計算ですが、これはボクの個人的な買い物と光熱費+ネット代です。
妻は別のカードを使用していますので、食費などを含むと家計全体の還元額はもっと大きくなっているはず。
そう考えると、たった1%のキャッシュバックでもバカになりませんね。
もちろん、年会費無料のクレジットカードなので、スマホ決済もすべて無料で行うことができます。
キャッシュレス決済はタダでお金が返ってくるので、現金払いだと損をしていることになりますね。
キャッシュレス生活では小銭の悩みが出てきます
キャッシュレス決済によくある心配として、「お金の感覚がマヒして使いすぎてしまいそう」というものがありますが、全く問題ありません。
お金の管理はマネーフォワードなどの家計簿アプリを活用すれば毎月の支出額などの把握は簡単だし、支払い方法が変わるだけで無駄遣いが増える原因にはならないからです。
他にも、よくある不安や疑問に対してはこちらで対処法を解説していますので参考にしてください。
[keni-linkcard url=”https://naohikoblog.com/cashless-kaiketsu/” target=”_blank”]
キャッシュレス決済でよく挙がるデメリットは、そのほとんどが工夫次第で対応が可能。
加えて、前述のような「キャッシュレス決済でなければ受けられない恩恵」も多く、特にポイント還元に関しては、お得な買い物をすることが大好きなボクにとっては少々のデメリットを吹き飛ばすくらいの魅力があります。
そんなキャッシュレス決済ですが、小銭を扱わなくなったことで「すこし不便だな…」と感じることがありますのでご紹介します。
お釣りでもらった小銭が面倒
普段ボクは小銭入れを持ち歩かないので、現金しか使えないお店で支払った時に、お釣り(小銭)の扱いに少しわずらわしさを感じます。
いつもはズボンのポケットに仕舞っていて収納には問題ないものの、荷物が増えるのはあまり良い気がしません。
「小銭入れを持っておけばいいじゃん!」となりそうですが、それはそれで余計なものを持ちたくないという気持ちがありますので。。。
キャッシュレス生活になっても、小銭を扱う場面が出てくるのが少し面倒ですね。
現金のみしか対応していない自販機で買う気が無くなる
最近は電子マネー対応の自販機が増えてきたものの、中には現金でしか買えないものもあります。
そんなとき、ジュースを買うと小銭が出てくることに少し抵抗が。。。
時には、「小銭が面倒だから買うのをやめよう」なんてことも。
現金のみ対応の自販機に抵抗を感じてしまうと、飲みたいときに飲めなくなるというほんの小さなストレスを感じます。
とはいえ、考え方によっては節約になって良いかもしれませんが(笑)
小銭が無いので割り勘などで困る
普段から小銭を持たないようにしているので、友達との割り勘や送迎会のカンパなどで困ることがあります。
全員がキャッシュレスに対応してくれたらスマホで送金ができますが、現状ではなかなかそうはいきませんので。。。
頻繁にあるわけではないですが、ちょっとした場面で小銭が無いことによる不便さを感じます。
完全キャッシュレス社会になればデメリットも無くなる
キャッシュレス決済を意識すると、今の生活がより便利でお得になります。
ただ、現状は現金しか対応していないお店も多いので現金を全く持ち歩かないというのはなかなか難しいですね。
キャッシュレスに慣れすぎてしまうと現金払いによる不便さを感じやすいので、あえて言うとそういった部分はデメリットかもしれません。
とはいえ、今後日本はキャッシュレス社会に向かっていくはずですので、こういった不便さも徐々に無くなっていくでしょう。
今回の記事で、少しでもキャッシュレス生活に対する疑問が解消できれば嬉しいです。
もし、「こんな時はどうしているの?」というようなことがあれば、コメントなどでどんどん聞いてくださいね!