学資保険は必要なのか?代替え案も考えて徹底検証してみました

こんにちは、なおひこです。

もうすぐ2歳になる息子がいるのですが、そこで気になったのが学資保険

ネットなどで調べていくと、あまり必要ではないという意見も多数ありました。

その話を鵜呑みにせず、自分なりに検討したものの、やはり最終的には必要ないという結論に。

そこで学資保険が不必要だと思う理由と、その代替え案をシェアします。

お子さんの為に学資保険に入るか悩んでいるという方は、是非参考にしてください。

なお、検討するための材料として、価格.comでランキング1位フコク生命 みらいのつばさを元に考えてあります。

目次

学資保険が必要ない理由

学資保険の大きな目的は、学費の貯蓄ですが、「親(契約者)に万が一のことがあった時の保障」が付いている医療保障付きプランもあります。

いずれの場合も下記のようにすると、貯蓄と保障の両方で優秀だと判断しました。

  • 学費の貯蓄→つみたてNISAで積立投資
  • 万が一の保障→高額療養費制度+生命保険

それぞれ説明していきます。

万が一の保障は高額療養費制度と生命保険で良い

万が一とは、親(契約者)が入院もしくは死亡した場合ですね。

まず入院ですが、医療費の自己負担額が一定額を超えた時にその金額が支給される、高額療養費制度*1で幅広く対応できます。

価格.comの入院費用・相場シミュレーションによると、多くの病気・怪我の平均入院期間は最長1ヵ月程度ですし、自己負担額は1ヵ月に2万~10万円程度

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入院費用・相場シミュレーション一部抜粋

怪我・病気になっても貯蓄で十分補えるレベルなので、入院のリスクに関しては考えなくても良いと判断しました。

しかも、医療保障付きプランにすると、払い込んだ総保険料が元本割れ(約90%以上減)しますので、学費を貯めたいという本来の目的とはズレてきます。

次に死亡時ですが、入ったと同時に契約者が死亡した場合で、約190万円分の払込保険料が免除されるので、これが受け取れる最大額と言えます。

これは、生命保険で代替え可能。

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男性・36歳の場合

価格.comのランキング1位のライフネット生命(かぞくへの保険)で、死亡時もしくは高度障害状態時には500万円もの保障が付いて、支払いが月々858円*2です。

後述しますが、この掛け捨て生命保険に入りつつ、学資保険に支払うはずの残金を投資信託で運用しても、最終的な額は大きくなりました。

ちなみになぜ投資信託を選んだかというと、数ある投資方法の中でもリスクが少ないと言われているからです。

学費の貯蓄なら投資信託の方が期待利回りが良い

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「フコク生命 みらいのつばさ」の中でも1番リターンの大きい「J(ジャンプ)型」では、保険料を10年で約190万円支払い、子供が18歳・22歳になった時に100万円ずつ返ってきます。

最終的には10万円プラスになるのでお得だと思いきや、投資信託で運用する場合はさらに12年間(8年+4年)運用できるので、より有利になります。

同じ積立額から前述の生命保険分引いた額を投資信託で10年運用し、利回り3%とすると約210万円になります。

(利回り3%は絶対ではないですが、多くの投資信託の平均利回りは最低3%~で計算されているのでこの値にしました。)

さらに子供が18歳になる8年後まで持ち続けて利回り3%で運用すると、265万円になります。

学資保険ではこのタイミングで100万円受け取れるので、そこから100万円引いた165万円をさらに4年間運用すると、185万円。

つまり、トータルでは投資信託だと約105万円のプラスになるということ。

少しややこしいと思うので、学資保険と投資信託との比較表を出します。

項目 学資保険 積立投資
支払額 月々15,860円 月々15,000円(858円は生命保険分)
総支払額 約190万円 約180万円
総受取額 200万円 285万円
増えた額 10万円 105万円

ちなみに株式で得た利益は約20%の税金がかかるものの、つみたてNISAなら22年間運用した利益の大半(20年分)が非課税になります。

こういったことを考えると、本来の目的である「子供の学費を貯める」ということなら、つみたてNISAで投資信託を運用するのがベターではないでしょうか。

税金控除分を考慮しても美味しくない

学資保険のよくあるメリットとして、税金控除があります。

ただ、これもそれほど大きな額にはならず、年収500万円(課税所得168万円)・扶養家族2人の場合でも、10年間で戻ってくる税金は合計48,000円ほど。

参考サイト:学資保険は年末調整で控除の対象になる?

先ほどの受取額にプラスしても、大きな差にはなりません。


学資保険にもリスクがある

投資と聞くと、減るのが怖いと考えてしまいますが、学資保険にもリスクがないわけではありません。

そこで、学資保険のリスクをご紹介します。

途中解約すると損になる

何らかの事情で契約途中で解約した場合、今まで積み立てた保険料の総額を下回って返ってきます。

どれくらいの額かは契約年齢や経過年数によるので正確には分かりませんが、少なくとも元本が減ってしまうことは確実です。

貯蓄のために積み立てているお金が減ってしまっては、本末転倒ですよね。

こういった重荷があるのに投資信託と比べて期待リターンが少ないので、あまり旨味が無いと感じます。

補足:学資保険でよく言われるメリットの謎

学資保険でよく言われるメリットとして、毎月強制的に貯められるというものがありますが、いささか疑問です。

自制心なく家計の管理をしていたら出費がかさみ、それこそ学資保険を途中解約することになるかもしれません。

「手元にあるとつい使ってしまうから、自動的に貯められて安心」と考えている人にとっては、途中解約のリスクは非常に高いですね。

保険会社の倒産

保険会社が倒産した場合でも契約は無くならず別の会社に契約が引き継がれますが、下記のような可能性があります。

  • 責任準備金の削減
  • 予定利率の引き下げ

細かい説明は割愛しますが、要するに予定していた受取総額よりも下回るということです。

途中解約で元本割れするならまだしも、保険会社の都合で受取額を減らされるのはどうなのかなというところ。

契約プランによっては18年間支払い続けるので、保険会社の経営状況がどうなるか分からず、不安な部分ですね。

結論:学費は余剰資金で長期的な資産運用が良い

以上のように、学資保険はリターンの割りには決して安全とも言えないので、我が家では投資信託で運用していくことにしました。

もちろん学資保険にも色々な会社のプランがありますが、大枠は同じなはずなのでメリットの少ない保険という印象ですね。

是非参考にしていただき、学資保険の必要性を考えるきっかけになってもらえればと思います。

もし投資について興味がある方は、下記の書籍がおすすめです。

以前にレビュー記事にもしましたが、初心者がお金の増やし方から使い方まで幅広く勉強をするには読みやすい本ですよ。
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家庭を持つとお金に関してシビアになる場面が多くなるので、今後も勉強していって当サイトで情報をシェアしていきたいと思います。

それでは。

*1:会社員なら必ず持っている健康保険で受けられます

*2:月々の支払額は、被保険者の年齢によって前後します。



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