大人になるにつれて、毎日がつまらないと感じることってありますよね。
その反面、「楽しかった子供の頃に戻りたいなぁ」なんて思うこともあるのではないでしょうか。
しかし考えてみると、大人は車の運転や海外旅行など、子供に比べてたくさんのことができます。
にも関わらず、ほとんどの人は子供時代が楽しく感じてしまうんですよね。
なぜそんなことが起こるのか、ボクなりに原因を考えて解決策を発見!
現に、アラフォーというなかなかの大人になった今でも、毎日を楽しく過ごすことができています。
子供に戻ることはできませんが、現在の行動を積極的に変えていくと物事の感じ方が良い方向へガラッと変わるんです!
すると、子供のようなワクワクを取り戻せるどころか、「今の自分が最高潮!」なんて実感することも。
そこで今回は、毎日がつまらないと感じている方へ、無気力になる理由と対処法をボクの実体験を交えてシェアします。
人は初めての経験に興奮を覚える
子供の頃が毎日楽しく過ごせていたのは、初めての経験をする機会が多いからです。
人間というのは、最初に見たり経験したものに対して興奮を覚えるものなんですね。
たとえば、1歳になるボクの息子は自宅の掛け時計をみるだけでテンションマックス。
抱っこして近くまで寄ると、手をクルクル回して嬉しそうにニコニコします。
他にも、道端の落ち葉を拾っては眺めたりペットショップの犬や猫を見て「キャー」と嬉しそうに大声を上げたり。
見ていると微笑ましくなるものの、何がそんなに楽しいのか大人のボクには意味が分かりません(笑)
このように、初めての経験をすることが比較的多い子供時代というのは無条件でワクワクすることができるんですね。
そう考えると、大人になると「昔は楽しかった」なんて感じてしまうのは、ごく自然な感情なんです。
新しいことにチャレンジしよう
大人になったボクたちが子供と同じような気持ちになるには、何もせずに待っているだけではなかなか難しいでしょう。
大人になるということは、たくさんの経験を積んでいるということだからです。
そこで、「ちょっと興味あるな」ということにチャレンジしていきましょう。
上手くハマることができれば、いろいろなことを経験することができて毎日が新鮮で楽しくなります。
たとえば現在のボクの場合、そんな気持ちにさせてくれるのがブログです。
ブログと言っても、日記のようにその日あった出来事を淡々と書いていくのではありません。
意識していることは、「読者へ役立つ情報を分かりやすく伝える」ということです。
そのためには、文章の書き方だけでなく表現や構成を考えたり、画像・動画を使ったりして伝わりやすい記事を作らないといけません。
一言で「ブログを書く」といっても学ぶことは文章力・表現力・構成力・デザイン力などたくさんあるので、それだけ多くの「初めて」に出会えるんですね。
これは、ブログに限らずスポーツでも同じこと。
たとえば野球であれば、バッティングや走塁、ボールの投げ方などたくさんのことを学ばないといけませんよね。
このように、何か1つでも楽しむものができれば、それがきっかけで自然と色々な経験ができるようになります。
あなたも、ちょっとでも興味のあることを始めてみてください。
それがきっかけで次々とやりたいことができてきて、毎日が充実していくはずです。
状況が変わると新しい体験ができる
旅行で色んなものを見に行くのも、初めての経験をするには最適ですよね。
ただ、観光地の数は限られているので、初めて行く場所というのはいずれ無くなってきます。
そういった時には少し見方を変えて、行く場所ではなく誰とどんな状況で行ったかという部分を意識してみてください。
たとえば、ボクは答志島という三重県にある島へ過去3回も行ったことがあります。
そんなに何回も行くということは、きっと楽しい島なんだろうと思うかもしれませんが、人口2,000人以下で信号機も無い小さな島。
遊ぶことといえば、海で泳ぐか島をブラブラ歩くくらいしかありません。
ただ、毎回一緒に行った人や状況が違いました。
- 1回目:大学時代の友人
- 2回目:彼女(今の妻)
- 3回目:妊娠中の妻
友人とは男友達特有のノリで海水浴やお酒を楽しんで彼女とは楽しい旅行気分、妊娠中の妻とはお腹を気遣いながら島をブラブラと、それぞれ全く違う感覚で楽しむことができました。
このように、同じ場所へ行っても状況が変われば楽しみ方も変わります。
こう考えると、以前友達と行ったところへ今度は1人で行ってみるというのもアリですよね。
もし、「観光地なんてほとんど行き尽くしたよ」という場合は、一緒に行く人や状況を変えると新しい楽しみ方ができるのでおすすめですよ。
希少性のあるものに人は価値を感じる
もう1つ、子供がなんでもワクワクできる理由が、何にでも珍しさを感じやすいからです。
人間というのは、なかなかできない経験に価値を感じます。
人気バンドのライブチケットにプレミアが付くのも、それが1つの理由ですよね。
これと同じようなことが、子供の頃にはたくさん起こります。
たとえば小学生は、大人と比べると行動範囲が狭いです。
ボクたちが車や電車を使って気軽にお出かけしているような場所でも、小学生にとっては滅多にできない大冒険。
ボクの場合、小学生の頃に友達と電車で2駅先のボウリング場へ行くだけでも、すごく遠出をした気分でワクワクしていました。
大人になるとできることが増えるのが仇となり、多くのことが当たり前になってきます。
言い換えると、どこへ行っても何をやっても平凡でつまらなく感じてしまいがちになるんですね。
小さな島へ行ってみよう
珍しい体験をするのにてっとり早いのが、非日常を味わえる場所へ行くこと。
そこで個人的におすすめなのが、小さな島です。
たとえば、先ほど紹介した答志島へは定期船でしか行けないので、観光客の人数も限られます。
そのため、お盆休みシーズンでも海水浴場は全然混雑していません。
街並みは瓦屋根の家ばかりで、路地裏に行くとどこか懐かしい雰囲気でノスタルジーを感じることができます。
島独特の文化もあり、原付に乗っている人はノーヘルですし、夜に散歩した時も車のキーはささったまま。
こういった雰囲気は、島ならではのものでしょう。
ボクの地元の滋賀県にも、沖島という日本唯一の淡水に浮かぶ有人島があります。
実際に行ってみると、答志島と同じようにのんびりした時間が流れていて地元ですが、非日常を味わうことができました。


地元民としては見慣れているいつもの琵琶湖も、島から見ると違う姿を覗かせてくれます。
このように、小さな島には珍しい光景がたくさん広がっていますので、非日常を味わうには最適ですよ。
ご当地グルメを食べに行こう
食べることに興味があるなら、是非おすすめしたいのがご当地グルメ。
たとえば、冬と言ったらカニですが、食べたことがないという人はいないはず。
しかし、実際に水揚げされた現地に出向いて本当に美味しいカニを食べると、食材の概念そのものが変わります!
過去にボクは、友達4人で福井県へ越前ガニのフルコース(1人25,000円)を食べに行ったことがありますが、まさにそれでした。
カニの身はスルッと簡単に抜くことができて、味はとってもまろやかでクリーミー。
そのままで、何も付けずに美味しくいただくことができます。
カニ味噌なんてめちゃめちゃ濃厚で、旨味がギュッと1点に凝縮されたようなイメージ。
1月中旬ごろに食べに行ったのですが、「こんなに美味しい物を年明け早々に食べるなんて、バチが当たるんじゃないか」と訳の分からないことを言うくらい美味しかったです。
このように、食べ慣れた食材でも実際に現地へ足を運んで食べてみてください。
きっと、「今まで食べていたものは何だったんだ」というくらいの衝撃を、感じることができますよ。
まとめ:大人とはワクワクをつかみに行くもの
大人になると、「なんだかつまらないなぁ」と感じてしまうのは当然。
なぜなら、初めての体験が減ったり珍しいことが少なくなったりするからです。
子供の頃は何もしなくてもそういったチャンスが多かったものの、大人になると自発的に行動しなければいけません。
よく例えられることですが、「池のコイのように口を開けてるだけではエサはもらえない」というやつですね。
もしかすると、自分で毎日を楽しむ努力をすることが、大人になるということなのかもしれません。
とはいえ、何も難しく考える必要はなく、今回挙げた例から「これなら試しても良いかも」と思えるものを気軽に選んでみてください。
子供の頃よりも行動範囲や金銭面で自由が増えた今、あなたの行動次第で子供時代と同じどころかそれ以上のワクワクを体感することができますよ!