還元率1%と、高還元率のプリペイドカードであるKyash。
一見するとすごく良さそうだけど、デメリットは無いのか?と気になりますよね。
また、「実際の使用感や使い方を聞いてから始めてみたい」という方も多いと思います。
そこで今回は、実際に使ってみて分かったKyashのレビューをお伝えします。
- メリットやデメリットを教えて。
- 実際の使い心地などが知りたい!
- 始め方はどうするの?
このような疑問を、この記事では解消していきます。
そんなボクは、Kyashを使用してまだ2ヵ月ですが、クレジットカード使用歴は10年以上。
ネット通販や実店舗でのカード決済はもちろん、電子マネー決済もKyashで利用しているで、さまざまなシーンでの活用経験があります。
長年のクレカ使用者目線でKyashの使い勝手を評価していきますので、ぜひ参考にしてください!
Kyashを使っていて感じたメリットとデメリット
結論から言うと、Kyashの使用には非常に満足しています。
複雑な手続きは一切なく、VISAのクレジットカードと同じ使い方で、還元率1%という恩恵を受けられるからです。
しかも、Google payを利用すればQUICPayとしても使えるので、サクッと手軽に支払いたいときにも便利。
ただ、どんなに良い商品でも悪い部分の1つや2つはあるもので、Kyashも例外ではありません。
そこで、Kyashを使っていて感じたメリットとデメリットを順番に解説します。
メリット①:還元方法の仕組みに無駄がない
Kyashの1番の魅力は、1回の決済ごとに還元された1%が残高としてカードにチャージされるところでしょう。
ポイント還元だと、有効期限付きの場合があるので、高還元率であっても期限切れで失効の可能性があるからです。
たとえば、ボクがメインのクレジットカードとして使っているOrico Card THE POINT(オリコカード)であれば、ポイントの有効期限は約1年間なので、それまでにギフト券などの商品に交換しないといけません。
しかし、Kyashで還元された残高には有効期限がないので、失効のリスクとポイント交換をする手間が不要です。
また、プリペイドカードは事前に支払額以上をカードにチャージしておくのが一般的ですが、KyashではそんなことをしなくてもOK。
チャージ用のクレジットカードを登録しておくだけで、支払分と同じ額がリアルタイムでチャージされるからです。
たとえば、残高が無い状態で1,000円の商品をKyashで決済すると、1,000円分がその場で勝手にチャージされて支払われます。
もちろん、残高がある場合はそこから優先して支払われるので、還元を受けたキャッシュバック分は無駄なく使うことができます。
このように、手間なく高還元の恩恵を受けられるのは嬉しいですね。
メリット②:スマホ決済でスピーディに支払える
スマホがandroidでおサイフケータイ機能付きの場合、Google Payを利用してQUICPayとして使うことができます。
そのため、コンビニなどで少額のお支払いをする時なんかは、とっても手軽です。
ただし注意点として、通常のクレジットカードを登録した時よりも支払い時の読み取りが若干遅くなります。
体感的には、読み取り機にかざしてから4~5秒はかかっている印象。
通常は2秒もかからないので、電子マネー決済に慣れていると「あれ?ちゃんと反応してる?」と、少し戸惑うかもしれません。
ただ、かざしておけば必ず反応しますので、事前に「これはこういうものだ」と認識していれば、特に問題はないでしょう。
さらに、QRコード決済用にVISAクレジットカードとして登録できるので、スマホ決済にも強いカードです。
もちろん、どちらの決済時でも還元率1%は適用されるので、お得さはそのままにスムーズな決済ができるようになりますね。
メリット③:ほぼリアルタイムで支払い通知してくれる
設定をしておけば、Kyashで決済したのとほぼ同時に、支払いがあったことをスマホに通知してくれます。
そのため、支払額に間違いが無いかをすぐに確認できますし、不正利用があってもすぐに把握することが可能。
ちなみに、クレジットカードでは、支払い通知は1~2日後の場合がほとんど。
たとえば、楽天カードでは「カード利用のお知らせサービス」があるものの、通知は利用してから最短で翌日となっています。
リアルタイムの通知機能があると、支払い額や不正利用の確認がスマホで簡単にできるので、安心ですね。
メリット④:個人間送金ができる
スマホアプリを使うと個人間送金ができるので、友達との食事代の割り勘などで活躍します。
数値を入力するだけで簡単ですし、電卓機能も付いているので計算した結果を相手にそのまま請求したり、送金したりすることも可能。
キャッシュレス生活をしている場合には小銭を持ち合わせていないことも多いので、この機能は重宝します。
そうでなくても、小銭を数えたりお店の人に両替してもらったりといった余計な手間が無くなりますね。
デメリット①:使えない場合がある
使い方はクレジットカードと同じですが、場合によっては使えないことがあります。
たとえばボクの場合、コインパーキングやタクシーで使えないことがありました。
こういった時にはクレジットカードを使えば良いので支払いには困らないものの、やり取りに手間取ることがあるので少し不便を感じるかもしれません。
ただ、すべてのコインパーキングやタクシーに使えないというわけではないようで、実際、別のタクシーを利用した時は使うことができました。
そのため、「たまに使えないことがある」ということは知っておくと良いですね。
デメリット②:利用限度額が決まっている
クレジットカードと違い、Kyashでは発行するカードタイプによって、利用限度額が次のように一律で決まっています。
これは見かたを変えると、還元額は1ヵ月で最大2,400円までという意味でもあります。
ちなみにクレジットカードであれば、個人の信用で利用限度額が決まるものの30万円以上は使えることが多く、時間などで利用限度額の制限もありません。
大型テレビや冷蔵庫など、特別大きな買い物をしない限りは意識する必要はないかもしれませんが、クレジットカードと違って利用限度額に制限があるという点を頭に入れておかないといけませんね。
デメリット③:不正利用に対しての保障がない
プリペイドカードであるKyashには、盗難や紛失による不正利用に対しての保障が一切ありません。
そのため、もしリアルカードを落として他人に使われた場合には、最高で5万円(1回の利用限度額)の被害に合う可能性があるということです。
一方でクレジットカードには、一定期間内(届出からさかのぼって60日など)なら不正利用に対して保障がついているので、それに比べると不安要素が大きくなります。
なので、リアルカードを紛失に気付いた時にはすぐにスマホから使用ロックをし、スマホ紛失の場合はすぐにKyash公式サイトへ連絡をしないといけません。
万が一を考えだすと恐ろしいですが、お札などの現金を落とした場合には返ってくることはほぼないので、素早い対応で損害が防げるという点ではKyashの方が現金より安心という考え方もできます。
始め方はめちゃくちゃ簡単
発行するためにはKyashの公式サイトへ行き、簡単な入力作業をするだけです。
バーチャルカードの発行はアプリをインストールしてメールアドレスと携帯電話番号を入力するのみ。
使用するクレジットカード(VISAかMasterCard)を登録すれば、決済時の自動チャージ設定ができるので、いつでも使い始めることができます。
ネット通販だけの利用ならバーチャルカードだけで十分ですが、実店舗でも利用できるリアルカードも発行しておいた方が便利ですね。
リアルカードは、名前や住所などを申し込みフォームに入力すれば1週間ほどで自宅に届くので、カードに記載されている番号をアプリに登録すれば紐づけ完了。
アプリ内で支払い履歴の確認や、使用ロックの操作などもできるようになります。
不正利用に懸念があるものの使い勝手の良いプリペイドカード
VISAクレジットカードと同じように使用でき、電子マネーやQRコード決済へも利用できるので、使いやすくて便利なカードです。
不正利用の保障は無いので財布を落とした時などは心配ですが、それはKyashを使用していなくても同じことなのかなと思っています。
しっかり自己管理をして、万が一の時には適切に対応すれば良いので、個人的にはそれほど大きな心配はしていません。
もし今後利用していく中で、「被害にあってしまった」「こんな不便が見つかった」などあれば、当ブログでどんどん情報をシェアしていきますね。
何より、1%の還元率はかなり魅力的です。
この月は1,494円のキャッシュバックがありましたが、本当は無かったものだと考えると、なかなか美味しいですね!
このように、デメリットよりも素晴らしい点が多くあるKyashを是非お試しください。