庶民が短期投資で大儲けは向かない理由【お金を手堅く稼ぐ為の方法】

一般庶民でも、投資で大儲けする方法が知りたい。
仮想通貨とかFXで億り人になった話も聞くから、それも気になってます。

こういった疑問に、お答えします。

投資で大儲けって、夢があるし憧れますよね。ただ投資の勉強をすればするほど、デイトレードや数ヶ月の内に何回も売買するような短期投資で大儲けするのは、サラリーマンなどの一般庶民には向いていないというのが分かってきました。

じゃあなぜ向いていないのか。庶民に短期投資が向かない理由と代わりになる最適な投資方法を実績などのデータを添えて解説します。

さらに投資以外でお金を稼ぐ方法もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

目次

庶民が短期投資で大儲けは向かない理由

結論としては、下記の3点です。

  • 大儲けと同じだけ損する可能性がある
  • そもそも投資は軍資金がものを言う
  • 長期を見据えた積立投資の方が相性いい

上記のとおり。それぞれみていきましょう。

大儲けと同じだけ損する可能性がある

投資の世界で言うリスクとは、儲けの振り幅のことをいいます。つまり1億円儲かるということは、逆に1億円損する可能性もあるということ。

FXや仮想通貨で大儲けした人の話を聞いたことがあるかもしれないですが、そういった人たちは逆に大損する可能性もあったということです。

つまり、一発逆転できるような投資方法は一発で大きく損をする可能性がある投資方法です。

片手間の素人が当てるのは至難の業

じゃあ、諦めずにやってたら宝くじ的にいつか大当たりするんじゃないか、と考えるかもしれないですが、その可能性はゼロに等しい。

大きな儲けを出す人は、それだけを専門でやっているプロの投資家なので。サラリーマンをしながら、片手間でやって勝負できるような世界ではないです。

例えるなら、「メイウェザー(史上初50戦無敗のまま5階級制覇した元プロボクサー)と、何回も戦ってたら、いつかラッキーパンチで勝てるやろ」と考えるくらい無謀なこと。

実際、サラリーマンの友人は、たった1年間でFXで120万円の損失を出していました。それでも、「もうちょっとやったらいける気がする…」と言ってましたが、ここまでくると、投資じゃなくギャンブルですね。

そもそも投資は軍資金がものを言う

投資は、使える額が多ければ多いほど有利になります。たとえば利回りが2倍だったとしても、投資額が100万円の人と1億円の人とでは、その差は1億9800万円。しかも、かける手間は同じという。

投資の神様と言われるウォーレン・バフェットは、平均年利20%と言われています。つまり、1年毎に投資した額の20%ずつ増えていくということ。

もし投資素人なら、手堅い投資信託で年利4~7%くらいが現実的です。

そこで、月3万円の積み立て投資で年利20%の場合と、月100万円の積み立て投資で年利5%の場合とで、20年間のシミュレーションしてみました。※楽天証券のかんたんシミュレーションを使いました。

月々3万円で年利20%の場合、20年後の総額は、約9,300万円

月々100万円で年利5%の場合20年後の総額は、約4億1100万円

奇跡的に世界一の投資家と同じ年利で20年間運用出来たとしても、たった月々3万円の投資額では20年でやっと9000万円あまり。たとえ年利5%でも、月々100万円投資で4億以上にできるお金持ちとは、結果は雲泥の差ですね。

しかも20%なんて利率で投資し続けることは不可能で、半分の10%でもかなりすごいというのが現実です。

投資というのは投資額がモロに影響するので、少ない額しか持っていないなら下手に投資の勉強をしても、お金持ちのように大きく稼ぐことはできません。

長期を見据えた積立投資の方が相性いい

じゃあ庶民に投資は無意味かというと、そうでもないです。

普段使わない余剰預金が銀行口座にあるなら、それを投資信託などで資産運用した方がいい。

もちろん銀行預金と比べると、お金が減ってしまうリスクもありますが、10年以上持ち続ける長期投資なら、世界市場は右肩上がりになっていくので損する確率はだいぶ減らせます。

これは約3年間、毎月33,333円を投資信託に積み立て投資した現在の収益額です。今は株価が高騰しているので通常よりは高い水準にありますが、たった3年で55万円ほど増えています。こんなこと、銀行預金ではまず不可能ですよね。

しかもやることというと、初めに投資先と積立額を設定するだけで、後はほっておくだけ。自動的に毎月設定額が積み立てられていきます。だから、本業の片手間にやっても問題なし。

本来投資とは、一発逆転を狙うものじゃなく堅実に増やしていくものなので、稼ぎは本業でしつつその余ったお金を投資にまわすのが、1番コスパがいいやり方です。

庶民が短期投資以外でお金を手堅く稼ぐ為の方法

本業以外で稼ぐなら、投資よりも初期費用の少ない副業がいいです。

副業には大きく分けてフロー型とストック型の2種類あって、主に下記のようなものがあります。

  •  フロー型:せどり、動画編集、Webライター、プログラミング、Web制作、ハンドメイド、コンテンツ販売
  •  ストック型:ブログ・YouTube・SNS

フロー型は、即金性はあるけど自分が働かないと収益が入らないもの。ストック型はすぐにお金は入らないけど、収益化できれば自分が働かなくても安定的に収益が入ってくるものです。

どちらも一長一短ですね。

フロー型とストック型どっちでもOK

じゃあ結局どっちをすればいいか。答えは、「どっちでもいい」です。収益が自動化できるストック型の方が魅力的だと感じますが、フロー型も工夫次第でストック型にできるので。

  • せどり → 外注などで組織化させる
  • Web制作 → WordPressテーマを作って販売
  • Webライター → ブログを運営する

たとえば、上記のとおり。

最初は、どれが儲かるかを考えるよりは、「これなら無理なく続けられそう」と思えるものを見つけた方がいいです。

周りの知人を見ていても、長く続けた人が結局成果を上げているので。

どの副業でも、無料~数万円からできるものばかりなので、気になるものにドンドンチャレンジして自分に合うものを選びましょう。

初めから高額教材は必要ない

なにか裏技的なものを探していると、必ず行き着くのが高額な情報商材。ただ、全く必要ないです。買うにしても、書店にある本で十分。

費用をかけずに始められるのが魅力なのに、わざわざそのメリットをなくすようなものだからです。

高額教材を買っても自動的に稼げるわけじゃなく、結局自分の頭で考えて行動しないといけないので、初心者が買うのはコスパが悪い。

最近はGoogleも優秀なので、分からないことはググって、1ページ目に出てきた10記事を読むだけでも十分解決できます。

庶民は短期投資で儲けるのは無理だからコツコツ積み上げよう

今回のまとめです。

  • 素人の短期投資は儲かるより損する可能性が圧倒的に高い
  • 投資は軍資金が全てだから少額で大きく稼ぐのに向いてない
  • 長期の積立投資しつつ自分にあった副業で稼ぐのが最適解

勉強すればするほど、庶民が投資で大儲けするのは現実的ではないことが分かってきました。

お金儲けは短期間で考えるんじゃなく、コツコツ地道が大切ですね。これは、副業などをしている周りの知人を見ていても実感できます。

あとはお金稼ぎの話を調べていくと、稼げる系の情報商材など詐欺まがいなものに当たるかもしれないので、そういったものにだけご注意を。

投資もそうですが、お金稼ぎは自分の頭で考えて行動しないと必ず後悔します。

お金は短期思考ではなく、長期思考で手堅く稼いでいきましょう。

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