
こういった疑問に答えます。
ボクは、2018年からつみたてNISAを始めたんですが、当時はほとんど投資経験も無くどうすれば良いのか不安でした。
そこで、ひとまず投資について必要な知識を本で学びつつ始めて見たという経緯があります。
同じように、これからつみたてNISAを始めようとしている方へ向けて、事前に読んでおくと良いおすすめ本3冊をピックアップしてご紹介しますので、是非参考にしてください。
つみたてNISAを始める前のおすすめ本:厳選3冊
結論として、読んでおくと良い3冊はこちら。
簡単に内容に触れつつ、説明していきます。
難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!
つみたてNISAのことだけでなく、お金の増やし方から使い方といった、お金の全般的な知識を学べる本で、kindleでも読みやすいのが特徴。
経済評論家の山崎元さんと、著者の大橋さんとの対話形式で話が進んでいくので、読書が苦手な人でも読みやすい構成になっています。
お金について勉強したい大橋さんの疑問を、山崎さんが優しくズバッと回答してくれるので、投資初心者にも理解しやすい内容です。
個人的には、つみたてNISA口座を開設した後の投資先(銘柄)選びの参考になった本でもあります。
何冊も読むのは面倒という人は、とりあえずこれだけ読んでおけばOKかと。
ちなみに、Amazon Prime Reading の対象になっているので、Amazonプライム会員(30日間無料体験あり)
ちなみに、読むなら「図解・最新」バージョンの方が新しい上、図で解説されているので読みやすいかと思います。
詳しいレビューは過去記事にもありますので、良かったらどうぞ。
» 【書評】お金の増やし方から使い方まで理解できる「図解・最新 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!」
お金は寝かせて増やしなさい
つみたてNISAだけでなく、投資信託やインデックス投資についても学べる本で、kindleでも読みやすい構成です。
つみたてNISAを始めると、必然的に投資信託を購入することになるのですが、どんな銘柄を選んだら良いか、いかにインデックス投資がつみたてNISAと相性が良いのかなどが分かります。
基本的につみたてNISAは、最初に投資先と投資額を決めてしまえば後はやることがほとんどないという手軽さが魅力。
一方で、長期運用に必ず起きる暴落に対して論理的に安心できる知識があることで、冷静に対応することができます。
ボクはこの本で得た知識があったので、運用中に何回か株価の下落があっても安心してつみたてNISAを続けられました。
つみたてNISAについてもっと深く知りたいという人は、1冊目に加えてこちらも読むことをおすすめします。
コミックでわかる 20代から1500万円!積み立て投資でお金をふやす
毎月定額を積み立てていく、積み立て投資について書かれた本です。
漫画で描かれているので、活字が苦手な人にもとっかかりやすいかと思います。
ストーリー仕立てになっていて、20代のOL・ユイが、将来を見据えた資産運用のやり方を、親戚のおじさんから教えてもらいつつ成長していくというもの。
各章の前半にある漫画部分でザックリとした内容を把握しつつ、後半の活字+図で理解を深めていくといった構成なので、非常に読みやすいです。
ちなみに、活字の文字が一般的な書籍と比べて大きいので、サクサク読めますよ。
一方で、先に紹介した2冊を読んだ後だと、情報のボリュームが少ないので物足りなくなるかもしれません。
言い換えると、読書に抵抗がある人が最初に読む投資本としては良い足掛かりになるはず。
ちなみにボクは、妻と共有して読もうと紙媒体で購入しましたが、サンプルを確認したところ、kindleでもストレスなく読めそうな印象でした。
投資信託の基本が分かれば、あとはつみたてNISA口座で運用するだけなのでスムーズにいきますよ。
本を読むより大切なつみたてNISAの勉強方法
本で知識を得るのも大切ですが、最も重要なのは実際に自分で運用してみることです。
なぜなら、つみたてNISAで運用する投資信託という金融商品は、基本的にはプロや素人関係なく、誰が買っても同じ運用成績になるからです。
しかも、対象の投資信託は、国が定めた長期の投資に適した金融商品だけになっているので、大きく失敗することもないはず。
たとえば主にボクは、下記の投資信託を購入しています。
- SBI証券(自分用):SBI・バンガード・S&P500
- 楽天証券(妻用):eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
これらをマネしてもOKです。(もちろん、自己責任で)
ただ、人によってなぜこの商品を選んだかという理由が違いますので、長期運用でほぼ必ず来る暴落時に、自分なりの資産運用の方向性がないと大きく動揺すると思います。
そういった時の為に、本などで勉強しておいた方が安心しやすいというわけですね。
実際に運用してみて分かったこと
株価の値動きを、他人事ではなく自分事として捉えることができます。
たとえば、コロナショックで株価が暴落していく中、自分の資産額が目減りしていくのは、精神的にしんどいもの。
株価の暴落で、つみたてNISAの運用益がついにマイナスに!
3月初めに見たときはギリプラス(+2.48% +18,577円)でしたが、思ったより下がってきてますね。
ちなみに、次の注文予定日は来週月曜日。
上手いことここらへんで、もっと下がりきってほしい(笑) pic.twitter.com/nhxsMtYEAJ— なおひこ (@naohiko_blog) March 12, 2020
これが何もしていないなら、所詮他人事になってたはずです。(実際、リーマンショック時がそうでした)
「どういう時に自分の資産(株価)がどのように動くのか」をリアルタイムで見れるのは大きな経験値です。
極論、投資しなくても、過去のデータを分析すれば株価のシミュレーションはできますが、実際に自分が体験するのは大切なことだと思っています。
読書の前に知っておくと良いこと
本で得た知識は、下記のような時に役立ちます。
- 長期的な資産運用の方針を定める時
- どんな銘柄にいくら投資するか決める時
- 急な暴落が起きても安心できる根拠にしたい時
これらを意識しつつ本を読み進めれば、運用時の参考になるかと。
つみたてNISAは利益部分が非課税になる上、長期運用によって元本割れリスクも抑えられる素晴らしい制度なので、初心者がまず最初にやるべき投資方法だと思います。
ここの知識が深まると、高配当株投資や個別株投資などなど、他の株式投資に興味を持った時に始めやすくなるはず。
是非とも本で知識を得つつ、同時に自分でも実際に投資してみて経験値も積んでいってくださいね。
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