【比較】つみたてNISAとロボアドバイザーの違いとは【実績あり】

つみたてNISA ロボアドバイザー
つみたてNISAと、ロボアドバイザーの違いが気になる。投資を始めたいけど、どちらから始めたらいいんだろう。それぞれの特徴と、初心者におすすめな方を教えてほしいです。

こういった疑問に答えます。

この記事を書いているボクは、2018年からロボアドバイザーのウェルスナビテオ、つみたてNISAで資産運用を行っています。

最初はそれぞれの違いや特徴をそれほど知らず始めたものの、運用しながら勉強していく内に段々と分かってきました。

そこで分かったそれぞれの特徴や使用感、運用実績も交えつつ解説していきますので、投資初心者の方は是非参考にしてください。

目次

つみたてNISAとロボアドバイザーの違い

特徴としては下記になります。

つみたてNISA ロボアドバイザー
最低投資額 100円 サービスによる(1万~10万円くらい)
税金 非課税 20.315%
信託報酬
(年間手数料)
0.15%前後 サービスによる(1%ほど)
年間投資上限額 年間40万円 無制限
投資先 株式・債券・不動産 株式・債券・不動産・

ざっくり説明すると、つみたてNISAは投資先を自分で考えないといけないが年間手数料が低く、利益分の税金がゼロ。ロボアドバイザーは、投資先を自動で選んでくれるが、年間手数料が少し高く、利益分に税金がかかります。

投資先を選ぶとなると、初心者だと大変そうだと感じるかもしれませんが、つみたてNISAの投資対象は、国が定めた投資信託なので、少し勉強すれば大丈夫でしょう。

また、最初に投資先や積立金額、積立日を設定すれば、後は勝手に積立投資ができるという点ではどちらも運用中の手間はほぼ変わりません。

つみたてNISAとロボアドバイザーの大きな違いは、投資先を決める手間や手数料にあります。

つみたてNISAがおすすめな人

つみたてNISA おすすめな人
つみたてNISAがおすすめな人の特徴は下記の2つです。

  • 自分で考えて資産運用したい
  • できるだけ取り分を多くしたい

自分で考えて資産運用したい

つみたてNISAでは自分で投資先を選択するので、ある程度の投資の知識は必要です。

とはいえそんなに高度な知識は必要なく、本を1冊読めば十分で、運用していく中で気になったことを調べていくという感じでOKかと。

つみたてNISAのおすすめ本

ひとまずこちらを読んでおけば、銘柄を選ぶ時のヒントになるはず。

お金を自分で考えて運用したいと考えている人には、つみたてNISAがおすすめです。

できるだけ取り分を多くしたい

信託報酬が低い上、利益分が非課税というのは大きいですね。

もちろん投資に絶対はありませんが、理屈でいうと、取られるお金が低い分自分の取り分が多くなるはず。

少しでも受け取る額を大きくしたい場合は、つみたてNISAが良いですね。

ロボアドバイザーがおすすめな人

ロボアドバイザー おすすめな人

ロボアドバイザーがおすすめな人の特徴は下記です。

  • 勉強無しで今すぐ投資したい
  • 投資に時間をかけたくない

勉強無しで今すぐ投資したい

つみたてNISAがいくら初心者向けの投資方法だとしても、全くの知識ゼロで始めるのはハードルが高いと思います。

ボク自身、投資経験がほとんどなかったので、最初はロボアドバイザーから始めたという経緯もありますので。

なので、投資はしたいけど勉強はしなくないという人にとってはロボアドバイザーが良いですね。

信託報酬1%程度といっても、ボッタクリレベルで高いわけでもなく、全くの投資素人が始める手数料と考えると良心的とも言えます。

「とりあえず今すぐ投資がしたいんだ!」という場合には、ロボアドバイザーが最適ですね。

投資に時間をかけたくない

ロボアドバイザーは、最初にリスク許容度を決めておけば、各投資先への投資額のバランスを整えるリバランスを勝手にしてくれます。

ちなみにつみたてNISAでも、バランスファンドを買うことで自動でしてくれるものの、「そもそも何かややこしいから運用中も全部お任せしたい」という人にとっては嬉しい機能です。

ボクがつみたてNISAを利用する理由

つみたてNISA 選ぶ理由

結論、お金の勉強が好きだからです。

初心者でも始めやすいつみたてNISAを利用することで、投資への関心が高まりますし、本を読んだりして他の投資方法などを理解するきっかけにもなります。

たとえば、長期運用で必ず来る暴落時などは急激に資産額が減ることもあります。

実際に資産運用していくことで、焦りもでますので損をしたくないという気持ちが勉強するきっかけにもなります。

また、信託報酬の低さや利益分の非課税は、かなりお得だと思っています。

こういったことから、最初はロボアドバイザーで投資を開始したものの、その後は積立投資はせずに放置し、つみたてNISAのみで積み立て投資をしていきました。

実際の運用実績

参考までに、2020年3月18日現在までのそれぞれの運用実績をご紹介。

つみたてNISA

つみたてNISA 運用実績

ウェルスナビ

ウェルスナビ 運用実績

テオ

テオ 運用実績

コロナショックで株価の暴落があったので、全て元本割れしています。

それぞれ投資対象や投資額、タイミングが若干違うので同じようには判断できませんが、債券や金が含まれているロボアドバイザー(ウェルスナビとテオ)は若干緩やかな下降具合。(つみたてNISAは100%株式にしています)

とはいえ、好景気には株式の方が強いので、時間をかけつつこれからもつみたてNISAで積立投資を続けていこうと思います。

つみたてNISAもロボアドバイザーも、基本的には長期運用によってリスクを抑える投資スタイルです。

それぞれの特徴を知った上で、自分に合った投資ライフを楽しみましょう。

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