30代でIT業界を辞めるたいと思っているものの、なかなか踏ん切りがつかないですよね。
30代で異業界転職となると、未経験スタートなので仕事を覚えるのが大変なのはもちろん、年収も下がってしまう可能性も高いので。
逆に僕は37歳で製造業からIT業界に転職したので、IT業界は魅力的な業界なので辞めるのは勿体ないと感じてしまいます。
そこでこの記事では、IT業界を辞めずとも今の苦しい状況を打開する為の方法をご紹介します。
この記事を読むことで、「30代でIT業界を辞めたい人が取るべき行動」と「損をしない考え方」が分かります。
30代でIT業界を辞めたいと思ったらやるべき3つの行動
30代でIT業界を辞めたい理由のトップ3として、下記があります。
激務・低賃金・スキル不足
業務が忙しかったり、給与が低かったり、自分のスキル不足で引け目を感じたりたりなどですね。
これらを解決できる行動は下記の通り。
- 部署異動 ※激務・スキル不足が改善
- 同業界に転職 ※激務・低賃金・スキル不足が改善
- 異業界に転職 ※激務・低賃金・スキル不足が改善
それぞれ詳しく解説します。
部署を異動する
会社内で部署異動できるなら、激務やスキル不足を改善できる可能性があります。
同じ会社でも部署によっては業務の忙しさも変わりますし、求められるスキルも変わる可能性があるからです。
もし社内に部署異動できる制度がある場合は、申し出ることで状況が改善するかもしれません。
同業界に転職
同業他社に転職することで、激務や低賃金、スキル不足を改善できる可能性があります。
会社が変われば業務の忙しさも変わりますし、業務内容が変わることで求められるスキルも変わってスキル不足の解消にも繋がるからです。
また、ある程度経験やスキルを積んだ30代なら年収アップの可能性もあります。
ちなみに僕は37歳まで製造業にいまして、その後IT業界に転職しましたが、IT未経験から2年ちょっとの経験で年収が1.8倍になりました。
IT業界はスキルや経験次第で年収が上げやすいので、今までの経験を活かせる同業界に転職するのは個人的にはおすすめです。
異業界に転職
異業界のIT部門に転職することで、今までの知見を活かして活躍しやすくなります。
会社を変えて忙しさから開放されると共に、あなたのスキルを必要としている会社で働くことで年収アップも目指せるからです。
例えば製造業などITの需要はあるものの、ITリテラシーがあまり高くない業界だと需要が高まりやすいかもしれません。
また、IT営業といった職種もおすすめです。
なぜならIT技術に精通した営業マンは希少だし、今までのスキルが活かしやすいので。
もしどうしてもIT業界にうんざりだという場合は、片足はIT分野に置きつつ他業界へ転職することでスキルや経験を活用しつつ年収アップも狙えます。
30代でIT業界を辞めたい人が損をしない為に知っておくべきこと
ご存知の通りIT業界はエンジニア不足なので、売り手市場で年収も上げやすいです。
これは40歳で業界2年ちょっとの僕でもフリーランスになれたことからも分かります。
しかも昨今はエンジニア不足で、この状態は2030年まで加速すると予想されています。
闇雲にIT業界を辞めるのは勿体ないので、自分の市場価値を知ることから始めた方がいいかと。
その為には、その道のプロであるエージェントに相談するのが一番です。
働きながら転職活動をする場合
転職活動をする場合、転職エージェントに登録して担当者に聞いてみるといいです。
僕は以前、請負のWeb制作フリーランスを辞めて1番経歴の長い製造業に戻ろうか悩んでいて転職エージェントで相談したことがあります。
すると、「直前の経歴が重視されるので、IT企業でも転職できますよ」の一言で方向転換し、そのままIT企業へ転職できた経緯があります。
今ではそのお陰で自分の興味のあるIT業界で働き続けることができた上に年収も上げることができたので、あの時相談して本当に良かったと思っています。
このように、現状に不満や悩みがある場合はそれをエージェントへ話してみると何気ない一言がヒントになるかもしれません。
ワークライフバランスは派遣が最強
ちなみにワークライフバランスを考えるなら、派遣も視野に入れると良いですよ。
上記のアンケート結果の通り、派遣社員がワークライフバランスで1位ですので。
もし正社員のように責任を負いたくないと感じるなら、派遣の選択肢もアリです。
働きながらフリーランスへの転向を考える場合
個人的にはこれが1番おすすめです。
前述の通り昨今はエンジニア不足で、エンジニア経験が2〜3年もあれば仕事が見つからないということはほとんどなく、人によっては年収が会社員時代の2倍以上アップすることもありますので。
僕も正社員からフリーランスになっただけで、年収が1.8倍になりました。
案件獲得時は、業務内容はもちろん経験年数が見られます。
経験年数2年ちょっとでこれだけ上がるので、それ以上あるならかなり期待できますね。
フリーランスエージェントの相談は無料でできるので、今の自分の市場価値がどのくらいなのか聞いてみると多分「こんなに貰えるのか」と驚くと思います。
30代でIT業界を辞めたいと思ったらまずは自分の市場価値を知ろう
「激務・低賃金・スキル不足」などなど、色々な理由でIT業界を辞めたくなることがあるでしょうが、働く場所を変えるだけで改善されることがほとんどです。
同じ会社の別部署に異動するのもアリですが、違う会社にいくと企業の体質も違うので状況が改善される可能性がかなり高いです。
その為にも、まずは働きつつでもいいのであなたの市場価値を知って下さい。
繰り返しになりますが、たった2年ちょっとの経験年数でフリーランスになれる上、年収が倍近く上がるIT業界を辞めるのは非常に勿体ないです。
転職エージェントかフリーランスエージェントで相談するのが鉄板ですが、おすすめはフリーランスエージェント。
30分程度のオンライン面談で「あなたなら年収〇〇で△△のような案件が紹介できます」と、具体的な案件を提案してもらえます。
僕もそうでしたが、「フリーランスになるだけでこんなに貰えるんだ」とビックリすると思います。
人間は環境が変わるのを嫌う生き物ですが、30代にもなるとなおさらです。
とはいえ何もしないとずっと辛いまま。
ここで紹介しているエージェントはどれも無料ですので、働きながら相談すればリスク無しで働き方を改善するチャンスが掴めます。
IT業界で経験があるなら、働き方にも色んな道があるのでプロと相談しつつ是非ともあなたの最適解を見つけて下さい。