【大学生向け】バイト代だけで一人暮らしできるのか?【可能です】

今は大学へ通学しているけど、通学時間が結構かかって大変です。。。
大学の近くで一人暮らししたいけど、果たしてバイト代だけで生活していけるかな?
実際に経験した人の意見を聞いてみたいです。

こういった疑問に、お答えします。

僕が大学生だった頃、通学の片道2時間がキツかったので、大学2年生の秋から一人暮らしを始めました。

実際には2004年とかの話になりますが、月々の収支計算やバイト内容は変わらないので参考になるはず。

そこで今回は、大学生の一人暮らしにはどの程度お金がかかるのか、生活費を稼ぐのに効率の良かったバイトや一人暮らしのメリット・デメリットを解説していきます。

目次

大学生はバイト代だけで一人暮らしできるのか?

さっそく結論ですが、可能です。

参考までに、当時の僕の月の支出はざっくり下記のとおり。

項目月の支出額
家賃38,000円
光熱費7,000円
食費25,000円 ※ほぼ自炊
交通費0円 ※基本自転車移動
通信費4,000円 ※ネット代のみ(携帯代は親持ち)
その他5,000~10,000円
合計79,000~84,000円

※2000年代、大阪寝屋川市駅近くに在住。

上記のように、「月8万円稼げばなんとかやっていけるかなぁ~」って感じでした。

ご覧の通り、家賃が大きく占めるので、ここをいかに抑えるかが毎月の支出を抑えるポイントかと。

光熱費は、エアコン・暖房器具をほぼ使わない生活だったので抑えられていました。

交通費に関しては、基本自転車移動だったのでゼロ円。たまに電車を使うくらいでした。

住む地域によって物価も変わりますし、人によって趣味も違うので一概には言えませんが、大まかなイメージは伝わったかと。

それでも不安なら、一人暮らししている友人に、生活費はどれくらいかかっているか、生の声を聞いてみるとかなり参考になります。

僕はこの方法で友達から聞き出し、「こいつが出来てるなら自分にも出来るだろう」というザックリとした感覚があったので、思いきれたというのもあります。

食費を浮かすために使った裏技

僕が利用していたのは、コンビニバイトの廃棄弁当です。

コンビニでは、消費期限間近になった商品を販売棚から撤去するのですが、そのお弁当やパンをバイトが貰えるお店もあります。

そういったコンビニでバイトすれば、食費をゼロにすることも可能。

僕は一人暮らししてから半年くらいは、この方法で食費をほぼゼロに抑えていました。

ただ、長期間続けると味にも飽きますし、コンビニ弁当ばかりだと体調も悪くなってくるのが欠点。

それが嫌なら、飲食店バイトでまかないを貰う方法もあるので、工夫次第である程度は食費を減らすことも可能です。

ある程度の貯蓄があると、なお安心

具体的には、毎月かかるであろう生活費の半年分くらいはあるとかなり精神的に余裕が出てきます。

やはり、バイトを辞めて次のバイトを探すタイミングなど、無収入になる時期はある程度発生しますので。

僕の場合、だいたい60~70万円くらいはあったので、大体7ヶ月分でした。

これくらいあると、「何かあっても貯蓄があるから」といった感じで、生活にもゆとりが生まれますし充実した一人暮らしライフが送れます。

風呂トイレは同じでも問題なし

一人暮らしの部屋探しで、「風呂トイレは分かれていた方が良いか?」は、ほぼ全員が気になるところだと思います。

結論としては、冬にお湯にゆっくり浸かれないこと意外はほぼ不満はないかと。

むしろ、風呂の排水口はほぼ掃除が必要なく、便器の清掃もシャワーが使えるので、ズボラな人にはこっちの方が良い場合もあります。

何より、風呂トイレ別の物件と比べて家賃が結構変わります。

月の支出の大半は家賃なので、これが抑えられるのはありがたい限り。

人によっては不便さは多少感じるかもしれないですが、経験だと思えば、大学の4年間くらいなら許容範囲でしょう。

実際のところバイトでどれくらい稼げるのか?

これは、実際に住む地域のタウンワークなどを見て、時給を見つつ計算してみましょう。

例えば僕の場合、下記のように計算しました。

通学時間:4h(往復)×20日(ひと月)=80h
一人暮らし:800円×80h=64,000円

通勤時間をバイト代に換算したところ、月に必要であろう生活費に若干届かないものの、日数や時間を少し多くすればなんとかなるなと感じました。

こんな感じで、時給の相場と働く時間を計算すれば簡単に算出できます。

おすすめバイトやキツかったバイト

参考までに、実際やってみて良かったバイトや、キツかったバイトなど経験を元にお話していきます。

生活費を稼ぐのに適しているかとキツさを総合的に見て、おすすめ度を5段階にしています。

おすすめ度:☆☆☆☆☆

ゲーセン
やることはメダルのエラー対応くらいで楽ちん、時給もそこそこ高いのでかなりおすすめ

クロネコヤマトの宅配補助(短期バイト)
ドライバーの横に座って宅配の手伝いするだけなので大分楽、時給もそこそこ高く差し入れに缶ジュースを奢ってもらえることもある

プールの監視員(短期バイト)
イメージ通り座って監視するだけなので、責任感は必要だが作業自体は楽チン。短期なので時給も結構高めで稼ぎたいならおすすめ

おすすめ度:☆☆☆☆

コンビニ
仕事は比較的楽、廃棄弁当で食費ゼロ

おすすめ度:☆☆☆

パチンコ屋
タバコの煙や騒音がキツイ、仕事内容はすぐ覚えられる、時給高めで勤務時間も多いので稼ぐならこれ一択
※平均月20万くらい稼げた

おすすめ度:☆☆

飲食店
匂いが服につくし仕事を覚えるまでかなり大変、時給はそこそこ高くまかないも付いていることが多い

おすすめ度:☆

アパレル
時給は普通な割に毎月新作の服を(割引はあるが)買う必要あり、生活費を稼ぐには向いていない

大学生活でのバイト遍歴は、「1年間コンビニバイトで食費ゼロ→半年間パチンコ屋バイトで稼ぎまくる→貯蓄があったので卒業までゲーセンでまったり働く」と、大まかな流れはこんな感じでした。

参考にしてみてください。

時間に余裕があるならスキルアップも考えよう

お金を稼ぎつつもスキルを身につけることを意識すると、就活にも役立ちます。

手軽なところだと、クラウドワークスランサーズといった、クライドソーシングを利用すると良いかと。

中でもおすすめの職種は、Webマーケティング系です。

マーケティング(お客さんを集める)はビジネスの基本なので、どんな企業に就職する時にも自分の強みとして使えます。

具体的には、下記のようなイメージ。

クラウドソーシングでライター案件を受注 → SEOマーケティングの基礎をお金を稼ぎつつ勉強 → 収益化を目指して自分でブログなどを書く

こんな感じで、月3万円でも自分のブログから収益が生まれれば就活の際に十分アピールできます。

しかもブログも資産として残るというオマケ付き。

僕が大学生の頃はこういったクラウドサービスも無かったので、かなり羨ましいなと感じています。

ちなみに、クラウドソーシングでバリバリ稼ぎたいと思っている人は、下記の記事が参考になります。

結論:バイトだけで大学生の一人暮らしは可能だしむしろおすすめ

長くなりましたので、3行でまとめます。

  • 最初にざっくり月の支出を計算
  • 月に稼ぐ予定のお金を計算
  • 半年くらいの生活費を貯めておく

上記ができていれば、正直あとは何とかなります。

最初の3ヶ月はホームシックになったり、風邪を引いたら地獄だったり、なにかと一人暮らしは大変な部分もありますが、それを差し引いてもやって良かったと感じています。

特に、親からのしがらみが無いというのはかなり心地が良いですし、夜中に意味もなく徘徊するなど、社会人だと体がもたないようなことも気にせずできたり。

何より、生活費を自分で稼いで生活していくことで、「なんやかんや自分で何とかできる」という自身や自立心は今後の財産になるはず。

ぜひ今回の記事を参考に、一人暮らしにチャレンジしてください。

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