工場勤務から抜け出す為にやるべきこと【失敗する人のたった1つの共通点】

工場勤務は単純作業でつまらなかったり同じことの繰り返しでスキルが付かず、将来に不安を感じたりしますよね。

たまに、「単純な作業が好き」という人もいますが、「何か手に職を付けたい」と感じている人にとっては不満だったりします。

僕は新卒から10年くらい製造業勤務して、現場作業員から品質保証など色々な職種を経験しましたが、同じような不満を感じていました。

そんな僕は37歳未経験でITエンジニアに転職し、今ではフリーランスで活動しています。

この記事では、工場勤務から抜け出す方法失敗しないコツを、実体験を交えつつ解説。

この記事を読むことで、スムーズに工場勤務から抜け出す具体的な方法が分かります。

目次

工場勤務から抜け出す為にやるべきこと:転職しかない

正直、工場勤務から抜け出すには転職するしかありません。

とはいえ転職活動の前に、今の状況を客観視してください。

  • 給与が低いのが不満
  • 職場環境や人間関係が最悪
  • 毎日同じ作業でやりがいが無い
  • 残業続きで心身が疲れ切っている
  • スキルが身に付かず将来が不安

辞めたい理由は人それぞれですが、どういった業種に転職すれば改善できるのか事前に考えないと同じことの繰り返しになる可能性がありますので。

今の状況を解決できる業界はどこか考える

例えば給与の低さに不満に感じているのなら、飲食業界はあまりおすすめできません。

なぜなら、工場勤務(製造業)より飲食業の方が市場規模が小さいからです。

  • トヨタ自動車(自動車メーカーのトップ企業):時価総額 約41兆円
  • 東京エレクトロン(半導体製造装置などの製造会社):時価総額 約9兆円
  • (株)ゼンショーホールディングス(飲食企業のトップ企業):時価総額 約1兆円

市場規模とはその業界内でどれだけお金が回っているかのことで、上記のように飲食業界トップの株価の時価総額は製造業(工場勤務)の株価の時価総額に対して圧倒的に低い。結果、あなたの年収もそれに引っ張られる形で低くなります。

逆に市場規模の大きい業界は下記の通り。

  • 金融業
  • IT業界
  • 不動産業

こんな感じで、今の自分が感じている不満を解決できる転職先を決めないと、同じことの繰り返しで無駄に転職回数が増えるだけです。

当時の僕はほとんど行き当たりばったりで転職を繰り返していたので、37歳時点で転職回数が5回もありました。。。

僕がITエンジニアを選んだ理由

僕の当時の不満は下記でした。

  • 給与が低すぎる
  • スキルが身に付かない
  • 単純作業でやりがいがない

ITエンジニアになる前は現場作業員をしていて、誰でも出来るような仕事を毎日繰り返し給与は当時35〜6歳で手取り額が20万も無かったです。

そこで、市場規模も大きくスキルや経験を積めば年収も上げやすいITエンジニアの道を選びました。

結果これが正解で、転職後2年ちょっとで月収20万円から40万円にアップし、業務次第ではリモートワークも可能という状態になれました。

プログラミング学習は700時間くらいかかり大変でしたが、それだけの見返りはあったと思っています。

特にIT業界は全体的にスキル重視ということもあって、転職回数の多さが不利にならなかったのが自分の中では大きかったです。

IT業界は工場勤務の不満を解消してくれる要素が多い

理由は下記の通り。

  • 業界全体の平均年収が高い
  • 基本夜勤が無く残業少なめの企業が多い
  • 他社でも通用するスキルが身に付く
  • スキルや経験を積めば年収を上げやすい
  • 業務によってはリモートワークが可能

ITエンジニアは魅力的な職業ですが、働きながらプログラミングを学ぼうとすると最低でも半年くらいかかります。

ITエンジニアだけがIT業界ではないので、「今すぐ転職したい!」って場合は、自分に合いそうと思える他の職種を選べばいいかと。

その他の職種と転職難易度は下記の通り。※難易度は個人的な見解です

  • IT営業 ※難易度低
  • Webマーケター ※難易度低
  • Webライター ※難易度低
  • 動画編集 ※難易度中

動画編集は少し勉強が必要ですが、プログラミングよりも学習時間は少なくて済みます。

その他の職種は未経験でも転職出来る企業も多く、特に20代など年齢が若い場合はポテンシャル採用があるので断然有利。

それぞれ業務内容も全く違うので、「自分に合いそう」と思える職種を選んでみて下さい。

工場勤務からの抜け出しに失敗する人のたった1つの共通点

勢いですぐに辞めることです。例えば、次の転職先を決めずに退職するなど。

過去の僕がそうでしたが、仕事が嫌で次の転職先を見つけず辞めると、いずれも良くない結果に終わっています。

収入の無いまま転職活動するのは精神的に辛く、転職活動が長引けば「働ければどこでもいい」気持ちになっていき、結局今の状況と変わらない企業に転職することになったりするので。。。

くれぐれも先を考えずに転職するのは避けて下さい。

ただ1つ、裏技が存在します。

生活費をガツンと下げれば今すぐ会社を辞められる

生活費の大半は家賃なので、ここをモーレツに下げれば何とかなります。

例えば、下記をみてください。

大分県の賃貸物件
大分県の賃貸物件

全国には信じられないくらい安くて綺麗な賃貸があるので、こういった物件に住みつつ生活費を月6万くらいに抑えれば、バイトだけでも十分生活できます。

後は余った時間で疲れた心を癒やすのも良し。ITスキルを身に付けてIT転職するも良し。

「とにかく何としても今すぐ工事勤務を抜け出したい!」と行動力のある人なら、こういった裏技的なこともできます。

あまり悩まなくても人生はなんとかなる

ちなみに僕はプログラミング学習をして工場勤務から業界未経験でITエンジニアに転職しましたが、当時は無職でした。

というのも、無収入でも2年くらいは生活出来る貯金があり、「絶対にIT業界に潜り込む!」と決意していましたので。

流石にこれはやり過ぎですが、当時の僕としては割りと真剣に未来のことを考えた結果の決断でした。

こういった経験から1つ言えるのは、「まぁ、なんとかなる」です。

37歳時点で転職回数が5回とフラフラしていた僕でも、今では希望の職種に就くことができたので、大抵の人ならもっと良い結果になるはず。

退職はいつでもできるので、まずは一旦落ち着いて「どういった仕事・生活がしたいのか」を考えてから行動すると、きっと良い結果に繋がります。

工場勤務から抜け出して分かったこと

工場勤務からIT転職してまだ数年ですが、あの時勇気を出して転職して本当に良かったなと思います。

  • どこでも通用する汎用的なスキルが身に付く
  • どの業界もIT化が進んでいて将来性がある
  • 経験を積めば独立もしやすい環境にある

工場勤務をしている人は「とりあえず言われたことをこなして給与をもらいたい人」と「手に職を付けて独立したい人」の大きく2種類いると思います。

もし後者なら、IT業界は最適です。

工場勤務から抜け出す時は、下記を意識して下さい。

  • 現在の状況を客観視する
  • 転職先を決めてから転職する
  • IT業界なら工場勤務の不満が解消しやすい
  • 生活費を下げれば今すぐにでも退職できる

合わない仕事を永遠にやっていてもモチベーションも上がらずスキルアップもしません。結果年収も上がらず不満ばかりが積もっていく。。。

それならこれを機会に自分がやりたいことをある程度定めてから転職すれば、徐々に良い方向に転がるので頑張ってみて下さい。

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