浄水器はどれを選ぶべき?コスパを考えて徹底比較してみました

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こんにちは、なおひこです。

浄水器を買おうをする時、蛇口型や据置型など色んな種類があるし、どれが良いか迷ってしまいますよね。

機能も重視したいけど、毎日使うものだしランニングコストも気になるところ。。。

ボクも先日浄水器を購入したのですが、こういった疑問が出てきたので徹底的に調べました。

そこで今回は、浄水器ごとの特徴やランニングコスト、おすすめの浄水器をご紹介します。

目次

浄水器のコスパを比較

浄水器の種類としては大きくポット型・蛇口型・据置型とありますが、気になるのは「結局コスパが良いのは?」というところですよね。

まずは、価格.comの人気売れ筋で10位までの製品性能とランニングコストを比較しました。

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価格.comの人気売れ筋ランキング

なお、9位のTK-HS92は価格が13万円近くするのでコスパが合わないと思い、除いています。

浄水器の種類と性能

まずは種類ごとに型式と性能、メーカーを比較表でまとめました。

種類 型式 除去物質 メーカー
ポット型 アルーナ XL 12物質 ブリタ
蛇口型 TK-CJ12 11物質+6物質 パナソニック
蛇口型 TK-CJ22 11物質+6物質 パナソニック
蛇口型 TK-CJ23 13物質+7物質 パナソニック
蛇口型 MD101-NC 13物質+2物質 三菱ケミカル・クリンスイ
蛇口型 CSP801 13物質+2物質 三菱ケミカル・クリンスイ
蛇口型 SX703T 7物質 東レ
据置型 TK-AS30 13物質+6 物質 パナソニック
据置型 TK-AS46 13物質+6 物質 パナソニック

※除去物質の詳細:JIS S 3201の試験法で規定された除去対象物質(全13種類) + 浄水器協会(JWPA)で定められた規格基準(JWPAS B基準)で規定された除去対象物質

一般的に除去能力は据置型が高いと言われていますが、意外にも除去物質の数ではパナソニックの蛇口型TK-CJ23が1番です。

ただ、パナソニックの据置型はアルカリ水や弱酸性水も作れるので、多機能面では据置型が優秀ですね。

売れ筋の種類は蛇口型が1番多く、メーカーは半数以上がパナソニック。

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価格.comのメーカー売れ筋トレンド

価格.comのメーカー売れ筋でも断トツなので、浄水器の品質はパナソニックが信頼できそうです。

各製品のランニングコスト比較

お次にランニングコストを見ていきましょう。

コストの計算は、本体寿命分の「本体価格+フィルター代」を考えて、1ヵ月分を出しています。

本体寿命ですが、パナソニックの据置型はアルカリイオン水を精製するための電解槽の寿命がTK-AS30で7年、TK-AS46で14年となっています。

他製品の平均寿命はメーカーサイトを見ても分からなかったので、TK-AS30と同じ7年間使ったと仮定して計算。

つまり、TK-AS46だけ14年間、それ以外の製品は7年間使ったものとしました。

なお、最安値は日によって上下するので、買うタイミングで少し誤差が出てきます。

種類 本体価格 ランニングコスト 型式 除去物質 メーカー
ポット型 1,893円 969円 アルーナ XL 12物質 ブリタ
蛇口型 5,364円 391円 TK-CJ12 11物質+6物質 パナソニック
蛇口型 8,805円 433円 TK-CJ22 11物質+6物質 パナソニック
蛇口型 9,896円 765円 TK-CJ23 13物質+7物質 パナソニック
蛇口型 2,950円 631円 MD101-NC 13物質+2物質 三菱ケミカル・クリンスイ
蛇口型 6,254円 705円 CSP801 13物質+2物質 三菱ケミカル・クリンスイ
蛇口型 1,652円 566円 SX703T 7物質 東レ
据置型 31,980円 753円 TK-AS30 13物質+6 物質 パナソニック
据置型 39,080円 532円 TK-AS46 13物質+6 物質 パナソニック

※本体・フィルター価格は価格.comの最安値(2019年7月時点)

各種類の平均値を見ると、ランニングコストは小さい順に、蛇口型・据置型・ポット型となりました。

コストを極力抑えたいなら、パナソニックの蛇口型TK-CJ12ですね。

JIS S 3201の試験法で規定された除去対象物質が全13種類中11種類も除去できるので、性能面も十分かと思います。

一方で据置型は、浄水機能に加えてアルカリ水や弱酸性水を作れます。

アルカリ水は歯磨き、弱酸性水は洗顔に適しているので、色々なシーンで水を使い分けるなら据置型のTK-AS30かTK-AS46ですね。

TK-AS30

TK-AS46

他にもアルカリ水は、飲用することで胃腸症状の改善に有効とされています。

個人的には、この機能と価格のバランスを考えて据置型に決めました。

なお、TK-AS30とTK-AS46の違いは、下記の通り。

機種 本体の大きさ 本体寿命 フィルター寿命 節水機能
TK-AS30 小さい(高さ25.8×幅15.9×奥行9.5cm) 7年 12ヶ月
TK-AS46 大きい(高さ30.3×幅19.8×奥行13.7cm) 14年 24ヶ月

ちなみにボクは、台所スペースの関係で、TK-AS30の方を購入。

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シンクの奥行が12cmほどでも余裕で設置

もし据置型を考えているなら、キッチンスペースも考えて選ぶと良いですよ。

ポット型は、除去物質が少なくランニングコストも高いのでコスパが悪いですね。

フィルター寿命は1日3.5L使用で2ヵ月となっていますが、もし蛇口型と同じ規定の1日10ℓ使用すると1ヵ月1,478円もかかるので、選ぶメリットはあまりないかと。

ただ、蛇口に取り付ける必要が無いので、出先などでは活躍するかもしれません。

アルカリ水は歯磨きでも大活躍

除去物質数の多さではTK-CJ23(蛇口型)なので、機能面を重視するならこれを選びたくなりますよね。

ただ、個人的には据置型をおすすめします。

なぜなら、アルカリイオン水での歯磨きがものすごく爽快だからです。

ボクは昔から虫歯ができやすい体質なので、毎晩歯間フロスや舌クリーナーなどを使っていましたが、アルカリ水の使用はかなり効果を実感しました。

それまでは、いくら朝に歯磨きしても夕方には歯に歯垢が付いたようなザラザラ感がありました。

しかし、朝晩の歯磨きに加えて食後のうがい水分補給もアルカリ水にしたところ、朝から夜まで歯がツルツル。

使用して1ヵ月ほどですが、歯のザラザラ感とはほぼ無縁になりました。

これは、自分の中ではかなり革命的でしたね。

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出典:まつむら第二歯科

虫歯の原因の1つが、口の中が酸性になることですが、アルカリ水が酸性になるのを防いでくれているんですね。

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出典:アルカリイオン水をしっかり摂取!水分補給の新提案|広告企画|ダイヤモンド・オンライン

実際、虫歯予防の効果が期待できると言う歯科大学の先生もいるほど。

TK-AS30(据置型)はTK-CJ12(蛇口型)と比べると、1ヵ月350円ほどランニングコストは高くなりますが、その分の効果は十分実感できています。

除去物質数が据置型より1種類だけ多いTK-CJ23(蛇口型)と比べるとコストは若干低くなりますし、機能重視でコスパを考えるなら据置型が1番でしょう。

据置型浄水器の取付は蛇口に付けるだけ

もしかすると、「据置型の取り付けはややこしそう…」と感じるかもしれませんが、取り付け方は据置型も蛇口型と同じです。

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据置型設置後の蛇口

このように、蛇口型と同様に蛇口の先端に給水器具を取り付け、本体は近くに立てておくだけ。

取り付け時間は10分程度で簡単でした。

もちろん、原水(浄水無し)への切り替えもレバーで簡単にできます。

蛇口型が取り付けられる水栓なら据置型もOKなので、取り付けのことは気にせずに性能や価格だけで比較して問題ないですよ。

結論:コスト重視ならTK-CJ12、機能重視ならTK-AS30かTK-AS46

以上を踏まえて、コスパが良い浄水器は重視する内容によって以下ですね。

前述のとおり、台所スペースに余裕があるならTK-AS46、ないならTK-AS30を選ぶと良いかと思います。

ポット型は、コスト面と性能面のどちらも劣っているので、特別な理由がない限り買うメリットは無いでしょう。

水は毎日の生活に欠かせないものなので、ぜひとも後悔の無い浄水器を選んでくださいね。

今回ボクが購入したもの(満足度高めです):TK-AS30

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