- プログラミング学習を始めようと思うけど、macを買った方がいいのかな?
- 今までwindowsを使ってたけど、エンジニアの人はmac推しの人が多い気がするし…
- windowsとmacの違いやどちらで学習を始めるべきか明確な基準が知りたいです
上記のような人に向けて書きました。
プログラミング学習を始める時、使い慣れたWindowsを使うか、新たにMacを買うべきか悩みますよね。
ネット上ではMacを使っているエンジニアの人が多いものの、手軽に買える値段ではないですし。
結論、基本的には使い慣れているWindowsで学習すればOKです。
僕もWeb(ホームページ)制作の為にプログラミング学習を始めた時、全く同じ不安を感じていましたが、悩んだ末に使い慣れたWindowsを使って学習を始めまして、企業から案件受注したり企業に転職したりしましたが、特に不都合を感じませんでしたので。
ただ、場合によってはMacの方がいいというケースもあります。
この記事では、「Windowsの方がいい理由」や「Macを使って学習した方が良い判断基準」、「なぜみんなMac推しが多いのか」について、実体験を添えて解説します。
この記事を読むことで、プログラミングを始めたいけどWindowsとMac、どっちで始めればいいのかがハッキリします。
※前提として、今までWindowsを使ってきた人へ向けた記事です。今までMacを使っていて慣れている場合は、MacでOKです。
プログラミング学習始めるならMacよりWindowsがいい理由
パソコンの操作自体に戸惑ってしまうから。
僕は会社で業務上仕方なくMacを使用することになったんですが、最初は「Ctrl」キーが「command」キーになったくらいだと思っていたところ、全く別物でした。
今まで無意識にしていたパソコン操作も、いちいち調べないといけないので、作業がなかなかスムーズにいきませんでした。
例えるなら、利き手じゃない方の手でスプーンを使うようなぎこちない感覚で、具体的には以下のようなイメージ。
- ショートカットキーが違うので押し間違う
- 保存したファイルの場所が分からなくなる
- ちょっとした挙動が違うので操作に戸惑う
プログラミング言語だけでなく、パソコンの操作も同時に覚えないといけないので、結構ハードなはず。
ただでさえプログラミング学習は挫折率が90%以上とも言われているので、それを拍車をかける原因になもりかねません。
Macユーザーが多いからWindowsでエラーを調べるのは大変?
ネットでよく見かける意見ですが、全く問題ありませんでした。
Macの画面で解説しているサイトでも、Windowsに慣れていたら「多分ここらへんに設定ボタンあるだろ」って感じで進められますので。
MacとWindowsで対応するキーボードのキーが違うので、そこさえ知っておけば問題なしです。
Mac | Windows |
---|---|
Control | Ctrl |
Option | Alt |
Command | Windows |
Return | Enter |
例えばMac画面で「Optionを押しながら~」と説明されていたら、Windowsでは「Altを押しながら~」という意味。
これらをざっくり把握しておけば、特に戸惑うこともありません。
ちなみにMacでしか使えないツール系はWindows版や代用できるツルが出てたりするので、全く問題ありません。
WindowsかMacかは仕事現場による
Twitterやブログで情報発信している人はMac派が多い印象ですが、実際の仕事現場ではWindowsも意外と使われています。
もっと言うと、業務の種類によりまして、具体的にはWeb系だとMac使用者が多く、オープン系(業務で使うソフトの開発)などはWindowsが使用者が多いといった印象。
要するに、業務内容によってWindowsかMacかが違うということです。
しかも会社によってはWeb系とオープン系、どちらも行う場合もあるので、学習時点で無理にMacを選択する必要もないかなと。
もし転職後に周りがMacだらけで不都合を感じたら、その時に買い替えても全然遅くありません。
環境の移し替えが面倒
設定はもちろん、普段使っている便利ツールに相当するものを探してインストールしたり、結構手間がかかります。多分これだけでも数時間かかるんじゃないかと。
「鉄は熱いうちに打て」ということわざがあるように、「プログラミングをやってみたい!」という情熱がある内に、サクッと学習を始めた方がいいですね。
おすすめのパソコンスペック
販売から1~2年以内のパソコンなら、ほとんど問題ないですが、スペックは高い方が作業が快適になるのも事実で、目安としては下記です。
- メモリ:8GB以上(16GB以上が理想) ※多くのソフトを立ち上げられる
- CPU:Corei5相当以上 ※パソコン全体の処理を行う
- ストレージ:SSD(256GB以上) ※データなどの記憶装置
メモリやCPUは高いほうが操作がサクサクになって動作も快適になり、ストレージはHDDよりSSDを選ぶとデータの読み書きが高速になり動作音が静かというメリットがあります。
同じくらいのスペックならWindowsの方が数万円安く買えてコスパがいいので、よほどの理由がない限りWindowsでいい気がします。
メーカーは「レノボ」や「Dell」がスペックも選べて不要なソフトも入ってないので、コスパ良く買えておすすめです。
プログラミング学習でWindowsよりMacにした方が良いケース
iPhoneアプリを作る予定がある
プログラミングした後、それをiPhoneアプリ用のデータに変換する時に必要だからです。
プログラミング言語で言うとSwiftやFlutter、ReactnNativeなどですね。
ちなみにアプリをリリースせずプログラミング学習をするだけならWindowsでできますが、これからiPhoneアプリ開発をやっていきたい場合は、いずれMacを使うことになるので学習の段階で操作に慣れておいた方が良いですね。
プログラミングスクールがMac指定になっている
Web系企業への転職を見据えたスクールでは、Mac指定になっていることもあります。
理由としては、Ruby on RailsなどWeb系でよく使われる特定の言語を使用する企業ではMacの使用率が高く、それに合わせるため。
そういったスクールで学習するなら、Macしか選択肢がありません。
なぜネット上ではWindowsよりMac推しが多いのか?
ネット上ではMac推しが多い印象なので、その理由について考察してみました。
みんなが良いと言っているから
意外とこの理由が大半じゃないかと。
実際、Macを使っている人に理由を聞くと「外で使っていてドヤれるから」という人も結構多いです。
あと、人と違う意見を言うのは抵抗があるというのも大きいでしょう。
実際、僕も記事を書く前は不安でしたが、実体験や周りの意見を考えると慣れているWindowsで大丈夫だと感じました。
エンジニア系のブロガーやYouTuberはMac使用者が多い
影響力が大きい人の言葉は強いです。
- ホリエモン(東大中退):学歴なんて意味がない
- 中卒ニート:学歴なんて意味がない
同じ言葉でも受ける印象が全然違いますよね。
※ちなみにホリエモンもMac推し。
ネット検索するとYouTubeやブログで発信しているエンジニアはMacを使っていることが多く、思考停止で「Macが良いんだ」となっている気がします。
アフィリエイトの紹介料目当て
ブログやYouTubeで紹介した商品が売れると紹介者は紹介料がもらえますが、より高い商品の方が紹介料も高くなります。
多少こういったことも影響しているのかなと思っています。
プログラミング初学者はWindowsで問題なし
WindowsでもMacでもプログラミング学習段階ならやることは同じなので、慣れているWindowsで問題ありません。
「Macはトラックパッドが使いやすい」という意見もありますが、操作感など正直Windowsと変わりありませんし。
「最初に高いお金を出して学習のモチベーションを上げよう」という人もいますが、わざわざ操作に慣れてないMacを使う方が挫折率が高くなる気がします。
まずは学習を始めて、実際に業務をやる上で「Macが欲しい・必要」となった段階で乗り換えても全然遅くありません。