- プログラミング学習って1日何時間やるべきかな?
- 目安があると目標ができて頑張れそうな気がする
- おすすめの学習スケジュールもあれば知りたいです
上記のような人に向けて書きました。
僕は37歳でWeb制作系のプログラミング言語を学習し、その年にIT業界に転職しました。
言語としては、html・css・JavaScript・PHPです。
この記事では、「プログラミング学習の勉強時間は何時間くらいすればいいのか?」「IT転職を成功させるための学習スケジュール」「最速でプログラミングを理解する5つのルール」について経験を元に解説します。
この記事を読むことで、プログラミング学習を習慣化させてIT転職成功のヒントにすることができます。
プログラミング学習は一日何時間やるべきかは人による
極端な話、ニートなら毎日1日8時間以上出来ますが、働きながらでそれは不可能ですよね。
大切なのは、今の生活習慣で可能な限りの時間を使うこと。
例えば平日は19時に帰ってきて23時に寝るなら、1時間は風呂や晩御飯に使って残り3時間を勉強時間にするなど。
「流石にそんなにできないよ!」って場合は、毎日最低1時間以上を目標に時間を作るようにして下さい。
プログラミング学習は英単語のようにスキマ時間で覚えるよりは、ある程度まとまった時間勉強した方が効率がいいので。
あと、学習に1年以上かけると途中でモチベーションも下がってしまうかもしれないので、出来るだけ短期間で終わらせた方が無難です。
平均的な総学習時間から逆算して目安にする
ゴールがないマラソンほど辛いものはないので、ある程度の総学習時間を把握しておくのは大切です。
プログラミングスクールだと総学習時間を400時間くらいに設定しているところもあるので、これを目安にすると、下記のようなイメージ。
- 毎日8時間勉強 → 2ヶ月弱で達成
- 平日2時間・土日6時間勉強 → 4ヶ月半で達成
- 毎日2時間勉強 → 6ヶ月半で達成
もちろん、総学習時間は人によるので多少前後しますが、「毎日2時間を半年すればいいんだ」といった感じで目安になります。
ちなみに僕の場合、総時間700時間くらいやってLP(1ページのWebサイト)や、WordPressのテーマが作れるようになった程度でした。センスのある人ならもっと早く習得できると思います。
スケージュールの例
一般的なサラリーマンが平日2時間、休日6時間勉強する時のスケジュール例を紹介します。
平日スケジュール
休日スケジュール
ちなみに僕の場合は当時無職だったので、毎日下記のような感じで勉強してました。
学習を長期間続けるコツとしては、休日も平日と同じ時間に寝て起きて生活リズムを安定させること。
大きな岩を動かす時、一定の速度で押し続けた方が進めやすいのと似ています。
毎日をルーティン化した方が、意外と楽なんですね。
僕は企業に転職後しばらくは平日朝2時間、休日朝4時間を自己学習に当ててました。最初は大変でしたが、慣れれば大丈夫ですよ。
勉強時間を確保するコツ
惰性で見ているようなエンタメ系YouTubeはチャンネル解除、ゲームアプリは削除することです。
トイレにこもってYouTubeをみたり、夕食後横になってスマホをイジったりしてると1時間くらいあっという間に過ぎていくので。
少し厳しく聞こえるかもしれませんが、会社に行きつつ勉強時間の確保は難しいので、こういった無駄な時間は極力無くして学習時間に当てましょう。
プログラミング学習を続けられる人の特徴として、「400時間勉強しよう」と考えるより「振り返ると400時間勉強していた」となるケースがほとんどです。
プログラミング学習を最速で成功させる5つのルール
- 100%理解しなくてもいい
- 学習内容にコミットする
- 集中が続かなくても気にしない
- 毎日少しずつでも進める
- 全てを無料で済まそうとしない
それぞれ詳しく解説します。
100%理解しなくてもいい
大体6割程度の理解でOK。
具体例を出すと「思った通りに表示されたけど、キチンと理解は出来ていないな…」って感じなら、気にせず次に進んで下さい。
プログラミング学習あるあるなんですが、「後から見返したら何故か理解できるようになっていた」という現象も多いので、復習するより先に進んだ方が効率がいいからです。
僕はcssの疑似要素が学習初期は理解出来なかったんですが、後から見返すと「何が分からなかったのか分からない」くらい余裕になってました。
学習内容にコミットする
プログラミング学習に限ったことではないですが、闇雲に時間だけかけてても成長しません。
例えばプロゲートを何周もする人がいるけど、それはあまり良くない。
1周した後はキチンと理解出来てなかった箇所だけサラッと見返すとかでいいです。
何周もする時間があるなら、学習したことを元にゼロから何か作った方がかなり勉強になりますので。
比較的習得難易度が低いと言われているWeb制作ですらゼロから作ろうとすると、「あれ、何から書くんだっけ??」など手が止まって戸惑うはず。
何もない状態で何かを作るのは、最初は頭がパンクするくらいしんどいですが、その方が密度の濃い学習ができます。
集中が続かなくても気にしない
スケジュールの例で休日6時間とは言ったものの、人間の集中力は1日4時間が限界だと言われています。
ダーヴィンを始め多くの偉人も仕事は1日4時間だったという記録もあるほど。
しかも、プログラミング学習ってかなり頭を使うのでお腹もすくし体力もかなり消耗するんですよね。。。
適度に休憩や間食をしないとすぐにバテるのはみんなそうなので、落ち込まず気楽に学習して下さい。
僕も学習時は1日12時間机に向かってましたが、ガッツリ集中できていたのは半分も無かったかもしれません。
毎日少しずつでも進める
毎日学習していると、「今日はもう疲れたからやらなくていいかな」と怠けそうな日もあります。
これをしてしまうと次の日もズルズル怠け癖が付くので、「プログラミング系の記事を読む」、「IT系のYou Tube動画を見る」とか何でもいいので最低でも毎日パソコンに触れた方がいいです。
何かやったという気持ちがあると自己嫌悪を感じにくく、精神的にもつまずきにくいです。
全てを無料で済まそうとしない
プロゲートやドットインストールといった基本無料サイトでも、上級コースまで完走しようとすると月額1000円とかかかりますので。
あと、基礎を学ぶなら上記のサイトで十分ですが、業務レベルのスキルを短期集中で身に付けるならスクールに通った方がいいです。
僕も最初は出来るだけ安く学習しようとしてましたが、ある時限界を感じました。
- そもそもこの学習手順は合っているのか?
- このまま学習して果たして本当に実力が身に付くのか?
- まずは基本を身に付けた方が今後の成長も早いんじゃないかな…
結局学習開始して2週間後くらいにスクールを利用することにしましたが、最初からそうしておけば良かったです。
プログラミングの学習方法というのは良くも悪くも自由で正解が無いので、初学者が「どういった手順で学習するか」を決めるのは至難の業。
「これだけの課題をこなせば確実に実務で使えるスキルが身に付く」という実績のあるカリキュラムを提供しているプログラミングスクールを利用すると辛い勉強にも安心感がでます。
独学時は自分の学習方法に半信半疑でしたが、プログラミングスクールを利用してからはそういった迷い無くプログラミング学習だけに集中できて効率アップしました。
趣味でプログラミング学習するならいいですが、本気で仕事にしようと思っているならスクール一択です。
プログラミング学習は大変だけどメリットも大きい
- リモートワーク可能
- これから伸びていく業界
- 収入を上げやすい
- 独立もしやすい
上記のようなメリットがあるので、仕事に対してのモチベーションにも繋がります。
例えば製造業だと、その会社でしか通用しないスキルが多くて、例え頑張ってスキルを身に付けても結局会社の為に頑張ってる感じになりますので。
個人的にこの感じが嫌で、どうにも仕事に身が入りませんでした。
ITエンジニアなら、スキルを身に付けることは自分の市場価値を高めることとイコールなのでやる気も上がりやすい。
プログラミング言語って、言語というだけあって日本人でもアメリカ人でも誰が書いても関係ないから世界に通じる汎用性のあるスキルなんですよね。ここが最大の魅力だと思ってます。
プログラミング学習は数ヶ月かかる長期戦なので、短期間で燃え尽きず少しずつでも継続していきましょう。