格安SIMの乗り換えって、なんだかややこしくて分かりにくいですよね。
とはいえ、「スマホ代が安くなるみたいだから何とかしたい」という気持ちもあるはず。
実は、難しいと感じるのは最初だけで、1度やれば簡単に出来てしまうんですよ。
そこで今回は、初心者の方向けに格安SIMへの乗り換え方法をできるだけ分かりやすく解説していきます。
ボクは格安SIMにして4年間で2社乗り換えていますので、経験則からおすすめする格安SIMの会社(MVNO)も一緒にご紹介していきますね。
格安SIMへの乗り換え方法
乗り換え方法はとてもシンプルで、次の通りです。
- 現在契約中の電話会社を解約
- 格安SIMの会社(MVNO)と契約
- 郵送されてきたSIMカードのセット
基本的に、大手キャリア間の乗り換え方法と同じですね。
1つ違う点は、SIMカードのセットでしょう。
大手キャリアと契約していると、SIMカードを扱うことがほぼ無いので、何のことか分からない方もいるかもしれません。
SIMカードとはこういうもので、この中に電話番号などの契約者情報が詰め込まれています。
これをスマホ本体に差し込むのですが、iPhoneなら次のように側面から挿入できますが、必ず電源を切ってからしてください。
androidも、こんな感じで側面からセットするものがほとんどです。
基本的に格安SIMへの契約はネットから自分でしないといけませんが、やってみれば意外と簡単ですよ。
格安SIMへの乗り換えは実店舗でも可能
契約や設定を自分でやるのは不安だという場合は、実店舗があるMVNO(格安SIMの会社)を選べばOK。
たとえば現在契約数No1の楽天モバイル
は全国に店舗がありますし、他の会社も実店舗を持っていることが多いです。
ボクはネットでしか契約したことは無いのですが、実店舗を利用すればお店の方に相談できるので安心ですね。
ただ、ウェブ限定のキャンペーンが付かなかったり休日は店舗が混雑していたりというデメリットも。
お店の方に任せっきりだと契約内容を把握しにくいかもしれないので、ネットから自分でできた方が、今後の契約内容などの変更にも柔軟に対応できます。
大手キャリア解約時の注意点
解約は直接店舗で行うので簡単ですが、いくつか注意点があります。
これを知っておかないと、乗り換えた後に最悪使えないこともあるのでキチンと確認しておきましょう。
本体そのままで違う回線を使う場合はSIMロック解除する
回線にはドコモ回線やau回線などの種類がありますが、違う回線で現在の本体を使う場合はSIMロック解除が必要です。
たとえば、今までドコモと契約していて新しく契約するMVNOでau回線を利用する場合はそのままでは使えません。
SIMロック解除は契約会社のマイページからできますが、「分割払いの場合は機種購入日から101日目以降」などの条件があるので、あらかじめ確認しておきましょう。
もしSIMロック解除できなくても、同じ回線ならそのまま使えるので問題ありませんよ。
今の電話番号をそのまま使う場合はMNP予約番号が必要
MNP予約番号は申し込めば発行してもらえますが、有効期限が発行日含めて15日です。
MVNOによって契約時に必要な有効期限日数というのが定められていますので、発行してもらったその日に契約手続きするつもりの方が良いですね。
たとえば楽天モバイルなら有効期限が10日以上残っていないといけないので、発行から6日以内に契約しないといけません。
電話番号をそのまま使いたいときは、MNP予約番号の発行と有効期限に気を付けましょう。
違約金がかからないかチェックする
大手キャリアには大抵2年縛りなどというものがありますよね。
更新月に解約しないと違約金を取られてしまうので、「損をするのでは?」と考えてしまうかもしれません。
しかし、多くの場合は格安SIMにすることで大幅に月額が下がります。
たとえば違約金が15,000円かかったとしても月々5,000円お得になる場合、更新月まで4ヵ月以上ある場合は基本的に今すぐ乗り換えた方がお得です。
違約金と料金差を比較して、今すぐ乗り換えた方がお得なのかどうかを確認しておきましょう。
格安SIM(MVNO)契約時の注意点
解約時と同様、契約時にも注意しておくことがあります。
スムーズに契約手続きを済ますためにも、事前に確認しておいてください。
SIMサイズの確認
全部で3種類ありまして、大きさの順に標準SIM・microSIM・nanoSIMがあります。
スマホによって適応するSIMサイズが違いますので、これを間違うとセットできないので使えません。
iPhoneなら下記の公式サイトで一覧にされています。
→Apple公式サイト
androidなら、[スマホの型式 SIMサイズ]でグーグル検索し、メーカー公式サイトで確認すればOK。
調べるのは簡単ですがかなり重要なことなので、SIMサイズは必ず確認しておきましょう。
契約に必要なもの
契約前に用意しておくものは次の通り。
- 銀行口座もしくはクレジットカードなど
- 本人確認書類(運転免許証など)
- MNP予約番号
ボクも経験がありますが、引っ越し後などで免許証の住所変更をしていない時は注意してください。
その場合、公共料金の領収書や住民票があればいいので、用意が必要です。
MNP予約番号は前述のとおり、有効期限内であることが必須です。
現在の使用状況プランを確認
現在の契約内容と同じ条件にしておけば、変更後も基本的に困ることはありません。
具体的には、毎月使用しているデータ容量を確認してください。
データ容量とは、1GBとか3GBと書かれているものですね。
マイページで確認できますが、分からなければ解約時にお店の方に確認しても良いです。
あとは、留守電機能などのオプションを必要に応じて付けましょう。
ちなみに使っていない不要なオプションは、契約時に省いておけば料金の節約にもなりますよ。
おすすめの格安SIM会社(MVNO)3選
現在のボクは楽天モバイル
を使っているのですが、他の2社も使用環境によってはベストな選択になるはず。
3社とも実店舗が充実しているので、初心者の方にも変更しやすいかと思います。
楽天モバイル:楽天ポイントの優遇
1番のメリットは、何といっても楽天ポイントのお得さです。
- 期間限定ポイントが支払いに使える
- 楽天市場で還元率が+2%になる
ボクは楽天の期間限定ポイントの使い道に困ることがよくあったのですが、料金の支払いに使えるのでこの問題が解決。
また、楽天市場での購入時にポイント還元率が+2%になるというのも良いですね。
楽天モバイルは通信速度が遅いという口コミを見かけますが、個人的には他社と比べて極端に遅いという不満もありませんでした。
平日のお昼時(12:00~13:00)、「動画の読み込みに少し時間がかかるかな」といった程度ですね。
料金の安さに加え、楽天ポイントの使用や獲得で有利になるのが、楽天モバイル
です。
UQモバイル:通信速度が早い
格安SIMにすることでよく心配されるのが通信速度の遅さですが、UQモバイルは比較的評判が良いです。
出典:格安SIMとスマホ比較
混雑しやすいお昼時はもちろん、どの時間帯も格安SIM全体の平均速度よりも優秀です。
ボクもここに惹かれて乗り換えを検討していましたが、ポイントのお得さから楽天モバイルに決めました。
ポイントのお得さよりも通信速度を重視したいという場合は、UQモバイルを選択した方が快適だと思います。
LINEモバイル:SNSをよく使うなら
LINEモバイルの1番の特徴は、LINEアプリでIDや電話番号検索ができる点ですね。
通常、格安SIMにするとLINEで年齢確認ができなくなるのでこれらの検索機能は使えなくなります。
友達追加はQRコードやふるふるでもできますが、IDや電話番号検索も使えると便利ですね。
また、SNS(LINE、インスタ、Twitter、Facebook)の通信料が無料になるプランがあります。
LINEモバイルは、SNSを頻繁に使う方にとって通信量を気にせず使えるので便利ですね。
結論:今すぐ始めよう
格安SIMの契約は少しややこしく感じるかもしれませんが、なんでも最初は難しく感じるもの。
当然ボクも最初は申し込みサイトを見ながら手探りでしたが、やってみると意外と簡単でした。
月々の支払いが安くなりますし、スマホのことに詳しくなれるので、「このオプション要らないな…」ということも分かってくるはず。
分からないことなどコメント頂けたら回答しますので、この機会にお得な格安SIMへ乗り換えてみましょう。
おすすめMVNO
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