格安スマホを初めて選ぶとき、どのように選んだらいいのか悩みますよね。
性能の違いはもちろん、そもそも値段の違いで何が変わるのかも分からないと思います。
この記事では、失敗しない格安スマホの選び方や基本的な性能の違いについて解説します。
ちなみにボクは格安スマホ使用歴4年ほど。
その間にスマホを4回購入した経験がありますので、失敗しないために選ぶときにいつもどういった点を意識しているのかについて詳しく解説します。
「格安スマホ本体だけを買いたいんだけど、何を基準に選んだらいいか分からない」という方は是非参考にしてください。
格安スマホ本体のみ購入する時の失敗しない選び方
まず、価格や機能の比較には価格.comがとっても便利なので、こちらのサイトを利用することを前提にお話しします。
格安スマホ本体を選ぶときは、自分に必要な機能が付いているかどうかで判断しますが、その前に最低限抑えておくべきポイントが次の3つ。
- SIMフリーを選ぶ
- 保存容量は32GB以上が安心
- バッテリーの持ちはレビューで確認
ボクも選ぶとき、これらは必須で検索していますので、それぞれについて解説していきます。
SIMフリーを選ぶ
スマホには大きく分けて、キャリアスマホとSIMフリースマホの2種類がありますが、SIMフリースマホを選んでください。
キャリアスマホは、ドコモやauといったキャリアと契約するのが前提となっていて、基本的に単体では購入できないからです。
Amazonなどで購入できる場合がありますが、SIMロック解除がされていないとそのキャリア回線でしか使えないなど使い勝手も悪いので、わざわざこちらを選ぶ必要はないでしょう。
SIMフリースマホだと性能が低かったり、価格が高かったりというわけではないので安心してください。
保存容量は32GB以上が安心
価格.comでSIMフリースマホを検索すると分かりますが、本当に多くの種類があって価格もピンキリで、1万円以下で購入できるものも珍しくありません。
しかし、価格だけで判断すると後悔することになるので注意してください。
1万円以下といった価格が安いスマホは内蔵メモリ(ROM)がとても少ないことが多いからです。
内蔵メモリとは、アプリや写真を保存するためのいわゆる「保存容量」や「容量」と呼ばれるもので、16GBや32GBなどと表記されています。
これが少なすぎると、容量不足で写真が保存できないのでカメラが使えなかったり、アプリがダウンロード出来なかったりします。
ボクの経験則で考えると、最低でも欲しい容量は32GBです。
安い機種だと8GBや16GBといったものがありますが、すぐに容量がいっぱいになるので使いにくさを感じるでしょう。
たとえばボクの場合、写真や音楽、動画はクラウドで保存するなど出来るだけ容量を節約していますが、それでも20GB以上は使用しています。
母はスマホでLINEやゲーム、カメラを使う程度ですが、容量が16GBのスマホを使っていたところ「写真が保存できない…」と不満を漏らしていたことがありました。
保存容量というのは、少ないと普段使いで不便を感じやすい機能です。
「自分はあまりスマホは使わないし」という方でも、念のため容量は32GB以上あると安心できますね。
バッテリーの持ちはレビューで確認
保存容量と同様、普段使いに影響してくるのが、バッテリー(電池)の持ちです。
バッテリーの性能が悪い機種は、「すぐに電池切れになるのでは」と、安心して使っていられません。
バッテリー容量はmAhという単位で表記されていますが、同じ数値でも電池の持ちは変わってくることがあります。
ボクは以前、同じ2,700mAhと表記されているSH-M05と、SH-M08という機種を使ったことがありますが、電池の持ちは明らかに違いました。
たとえばSH-M05は日中に動画を見すぎると夕方には10%くらいのところ、SH-M08では30%くらい残っていて余裕といったイメージ。
気になった機種があれば、以前使っていたスマホと同じバッテリー容量だからと安心せず、念のためレビューを確認した方が良いですね。
自分に必要な機能かどうかを考える
必要最小限の条件を選択したら、あとは自分に必要な機能が付いているかどうかで判断します。
そうしないと買った後に「この機能があったら良かったのに…」と後悔することになるからです。
ただ、初めてのスマホ選びではそもそも「自分に合った機能」というのが分からないと思います。
機能はたくさんついている方が便利ではありますが、その分価格も高くなる傾向にあります。
人によっては「使わない機能」というのも存在しますので、どういった機能がどのように活用できるのかを知っておきましょう。
そこで、普段使いによく使用する機能をピックアップして解説していきます。
おサイフケータイ機能
クレジットカードなどの情報をスマホに登録しておくことで、スマホが電子マネーの代わりとなってスマホ決済ができる機能です。
おサイフケータイ機能付きのスマホには、背面にマークがついています。
この機能があることで1番良いと感じるのは、モバイルSuica(交通系電子マネー)が使えるところ。
カード式だと残高確認やチャージをするのに、わざわざ駅などに設置されたの機械を使わないといけませんが、モバイル式だとスマホ内ですべて完結できるからです。
他にも、電子マネーに対応しているお店では、財布を出さなくてもスマホで決済ができるという点もお手軽で便利ですね。
1つ難点は、この機能を付けることで価格が数千円ほど高くなることです。
ちなみにボクは、多少高くなっても便利なおサイフケータイ機能付きのスマホを使用しています。
現在はこのSH-M08を使っているのですが後述する便利機能が満載で、同じくらいの機能を備えたスマホよりも価格が安いのが魅力的。
実際の使用感はこちらで解説しているので、ご参考にどうぞ。
[keni-linkcard url=”https://naohikoblog.com/review-sh-m08/” target=”_blank”]
指紋センサー
付いていると便利な機能の代表格ですね。
主にスマホのロック解除するための機能ですが、楽天銀行などのアプリのロック解除でも使用できることもあります。
パターン認証や暗証番号認証と比べても、センサーに指を乗せるだけで簡単にロック解除できるのでストレスもほとんど感じません。
ただ指が濡れていると認識しにくいですし、手袋をはめている時には使えないという欠点はあるものの、その時は暗証番号認証などで対応すればOK。
この機能は付いていてもそれほど価格に影響しないことが多いので、コスパがとっても良いです。
顔認証センサー
こちらも指紋センサー同様、画面ロック解除に使用しますが、個人的には指紋センサーだけで十分だと考えています。
顔認証センサーはマスクをしていると反応しませんし、暗い部屋など使用環境によっては認識しないことがあるからです。
他にも、「イチイチ内部カメラに自分の顔を見せつける」という、わずらわしさもあります。
実際ボクは両方の機能が付いているスマホを使用していますが、指紋センサーしか使用していません。
そのため、わざわざ付けるほどの機能では無いと感じています。
防水・防塵機能
この機能が活躍する場面は、やはりお風呂場で使う時でしょう。
防水機能が無い場合ジップロックなどに入れないといけませんが、そのまま持ち込んでも操作することができます。
お風呂場でスマホをよく使う方にとっては、重宝しますね。
ただし多くの場合、「お風呂場での使用は2時間以内」など使用条件が説明書に書かれていますので、使用前にはキチンと確認してください。
他にも、うっかり水場に落としてしまった時の保険にもなります。
画面の大きさ
「画面は大きいけど本体が大きくて持ちにくい」「コンパクトで持ちやすいけど画面が小さい」など、人によって好みが分かれるところです。
個人的には、5インチのスマホをしばらく使っていて5.5インチに変えたら劇的に画面が大きくなって操作もしやすくなったということもあるので、5.5インチ以上が好みです。
注意点としては、画面のインチが大きくなっても本体が大きくなるとは限らないということ。
そもそもインチとは液晶画面の対角線の長さのことなので、機種によって縦横比が違う場合があるからです。
そのため、スマホの大きさは画面サイズではなく、本体サイズで判断するようにしてください。
カメラ機能
スマホのカメラ機能については個人の使い方によると思いますが、ちょっとした景色や料理、文章を記録するなどの普段使い程度なら特にこだわらなくでも不都合はありません。
今までカメラにこだわって購入したことは無いですが、それでも困ったことは1度も無いからです。
これは近所のお祭りで夜に撮影した写真ですが、高性能な機能がなくても想い出に残すには十分なクオリティです。
こだわりを持った写真を撮りたいという場合のみ、機能面を見比べて選ぶと良いですね。
レビューで最終確認
価格.comで、SIMフリーを選ぶ・容量は32GB以上・バッテリー持ちの3点を抑えておけば、大きな失敗はないでしょう。
もう1つ加えるならば、実際に使った方のレビューを見ることです。
実際に使ってみないと分からない情報も書かれているので、どれにしようか迷った時はもちろん、購入前には必ず目を通すべきですね。
是非とも今回の記事を参考にして頂き、後悔の無いスマホ購入の助けになれればと思います。