【経験談】製造業のメリットとデメリットとは【向いてる人の特徴】

製造業のメリットとデメリットを知りたい。
実際に働いたことのある人から、経験談も含めて聞いてみたいです。

こういった疑問に、お答えします。

僕は製造業歴12年ほどで、品質保証・品質管理や生産技術、現場作業者などいろいろな業種を経験してきました。

こういった背景から、製造業に興味を持っているあなたへ、そのメリットとデメリットについて、経験談を交えつつお話ししてきます。

目次

製造業のメリットとデメリットとは

さっそくですが、下記のとおり。

メリット

  • 労働条件が良い
  • 服装や髪型が自由
  • 手に職がつく

デメリット

  • 3K(キツイ・汚い・危険)
  • 転勤の可能性がある
  • 女性社員が少ない

それぞれ詳しくみていきましょう。

メリット①:労働条件が良い

製造業は、サービス業など他の業界と比べても労働環境がいいです。

給料が安定しやすい

よっぽどの不祥事が無い限り、製造ラインが止まることも無いので売上にも影響がなく、給料も安定しています。

特に食品などの生活必需品を作っている工場は、リーマンショック時でもボーナスカットがほぼ無かったそうです。不景気だからって、ご飯を食べない人はいませんので。

僕も当時、軽自動車部品の製造会社にいましたが、ボーナスが20%くらいカットされたものの、倒産の危機という感じは全くなく、定時退社が増えてゆるりとした時間が過ごせてました。

休日が充実している

土日休みや有給がしっかり取りやすく、盆正月などの長期連休が長いという特徴があります。

なぜなら、設備の立ち上げに時間がかかったりするので、こまめに出勤するより効率がいいからですね。取引先なども、土日休みで長期連休が長いことが多いです。

土日休みの会社が多いので、友達とも休みが合わせやすいですね。

サービス残業も少なめ

サービス残業も、現場作業者ならほぼないですね。設備の稼働時間が売上に直結するので、そういった傾向が強いのかも。

もちろん、全ての会社がそうではないですし、特に品質保証・管理や生産技術といった直接製造に関わらない部署は、現場と比べるとサービス残業が少しありがちな印象。

とはいえ、15分~30分程度でしょうか。

一般消費者との接客が無い

これによって、気持ちはずいぶん楽です。特に現場作業者は、取引先に合うことはほぼ無いですし。

品質保証部にいた頃は客先クレーム対応をしていましたが、あくまで会社同士のやり取りなので、いわゆるクレーマーのような態度は取られません。

お互い敬語ですし、短期間で同じ不具合を出し続けても「どうなってるんですか…」と言われて、少し気まずくなる程度ですね。相手も同業者なら、ある程度の事情は加味してくれることも多いです。

メリット②:服装や髪型が自由

通勤は私服OKだし、髪型や髪色も基本的に自由なところが多いです。

旋盤加工(金属を削る加工)の製造会社にいた時は、現場に金髪ロン毛で口にピアスをしている20歳くらいの男の子もいました。

取引先と直接会う機会が多めな品質保証部の先輩や上司でさえ、茶髪だったり、無精ヒゲが生えてたり、基本的に見た目の自由さは高いですね。

メリット③:手に職がつく

製造業にあるあるなメリットですが、1つ注意があります。それは、その会社や同じ業種でしか使えないスキルもあるということ。

たとえば、旋盤加工(金属を削る加工)の技術があっても、それを食品工場には活かせません。

もちろん旋盤加工を極めてもいいですが、現在では大量生産が主流で、いわゆる職人技のような技術は身につかない会社が多いです。

生産設備は自動や半自動で勝手に動くので、初心者でも手順通りすれば、ベテランと同じ品質の製品が作れます。(作業者によって製品品質が変わることを防ぐため)

他業界でも使えるスキルを意識しよう

手に職を付けるには、下記のようなスキル取得を意識すべきです。

  • 図面を読むことが出来る
  • ISO9001を理解している
  • 在庫管理ができる

すべて他業種でも通用しますし、在庫管理に関しては他業界でも強みになったりします。

製造業では、安全な作業で、高品質な製品を、効率よく作って、納期遅れなく出荷できるこういった技術が身につきます。

デメリット①:3K(キツイ・汚い・嫌われる)

製造業あるあるですね。

現場は体力的にキツく、監督職は精神的にもキツくなります。交代勤務では夜勤をすることがあるので、苦手な人にとっては体調も崩しやすいです。

作業服が汚れることも多いですし、油を使う工場では常に油の臭いが工場内に漂っています。臭いで言うと、喫煙者も多い傾向です。

こういった事情から、実際はそうでなくても「自分は底辺だ…」と卑屈になる人も中にはいます。

仕事って何でも大変なものですが、製造業特有の大変さが受け付けない人にとっては苦痛でしょう。

デメリット②:転勤の可能性がある

他の敷地や他県などに別工場があったりするので、転勤になる可能性もゼロでは無いです。

転勤はなくても、「別工場が忙しいから6ヶ月だけ応援に行ってくれ」みたいなケースも多いです。今は無くても新工場が出来れば、その立ち上げに関わることもありますし。

独身ならいいですが、結婚して家も買っているとなかなか厳しいものがありますね。

デメリット③:女性社員が少ない

男性にとっては少し厳しいかもです。(;´∀`)

ほぼ職場恋愛はできないと考えておいたほうがいいですね。ちなみに、現在独身で恋人もいなくて出会いが欲しい男性は、『【経験談】製造業は出会いがない?出会いを作る具体的な3つの方法』の記事が参考になります。

とはいえ男性ばかりの職場って、慣れれば気楽だし、いいところもありますけどね。


製造業で働くのが向いてる人の特徴

製造業で12年働いてきて、この業界に向いているなと思う人の特徴を挙げていきますね。

体力に自身がある人

なんといってもこれですね。現場は立ち仕事メインで体力勝負だし、監督職は他社との窓口になったり精神的な強さも必要。

「今はデスクワークで全然疲れたりしないから、体力があるかどうか分からない」という人は、それで十分です。

なぜなら、体力がない人は、8時間勤務のデスクワークでさえ、体のダルさを感じてしまうので。「体力ってなんだろう?」と考えてしまう人は、子どもが「肩こりってなんだろう?」と感じてるのと同じです。

とはいえ、今は体力が無くても、人間って環境に慣れていきます。少なくとも、学生時代に運動部をしていた人なら全然大丈夫でしょう。

人との関わりが苦手な人

製造業も全く人付き合いが無いわけではないですが、他業界と比べるとかなり少ないはず。

現場作業者はもちろん、取引先や外注先、仕入先とやり取りをよくする部署でもさえ、毎日のように外部の人と話すことってほとんど無いです。

もちろん、業務に関わることを上司や先輩、同僚などと話し合うのは必須です。ただ、休憩中に他の人と喋りたくなければ1人でスマホいじってても全然ありだし、人付き合いは希薄でもわりかし問題ない。

サービス業でもないので、無理に作り笑いする必要もないですしね。(他社の人と会う時は最低限の愛想はいりますが…)

人付き合いが苦手な人にとっては、おすすめな業界です。

業界未経験の人

いずれの業務も体系化されていることが多く、未経験でも仕事に慣れやすいです。

これは、「やる人が変わっても、製品品質を一定に保つ」というのが狙いで、製造業界の特徴でもあります。

もちろん、その他が同じような条件の人なら、未経験より経験者が優遇されると思いますが、未経験者歓迎の求人が多いのでチャレンジしやすい環境にありますよ。

製造業のメリットとデメリットのまとめ

というわけで、今回は以上です。

ざっくりと、製造業のメリットとデメリットをまとめてみました。

メリット

  • 労働条件が良い
  • 服装や髪型が自由
  • 手に職がつく

デメリット

  • 3K(キツイ・汚い・危険)
  • 転勤の可能性がある
  • 女性社員が少ない

振り返ると、上記の通りですね。

簡単にいうと、良くも悪くも男社会で、そのかわり自由さも多いといったイメージ。

製造業は未経験でも転職しやすい職場なので、気になる人は実際の労働条件などをリクナビなどの転職サイトなどで求人票をみてみるといいと思います。

今回の記事が、参考になれば幸いです。

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